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ロマン主義~あるドイツ的な事件~ 新装版(叢書・ウニベルシタス 950)
津山 拓也
翻訳
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\6,050(税込)
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発行年月 |
2023年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
8p,432p,30p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/ドイツ文学 |
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ISBN |
9784588140785 |
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商品コード |
1037288153 |
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NDC分類 |
940.26 |
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基本件名 |
ドイツ文学-歴史 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年12月5週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037288153 |
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著者紹介
リュディガー・ザフランスキー(著者):リュディガー・ザフランスキー
1945年生まれ.哲学博士.フランクフルト大学でドイツ文学,哲学,歴史を学び,ベルリン自由大学のドイツ文学科の助手,講師を経て,『ベルリナー・ヘフト』誌の編集者としてジャーナリズムで活躍.広く成人教育や市民大学にかかわる.カール・ハンザー社の『ドイツ文学の社会史』(邦訳・法政大学出版局)やアテネーウム社の『ドイツ文学史』の企画にも携わり,現在は思想家・作家について独特な評伝の領野を切り拓いて活動している.邦訳書に『E. T. A.ホフマン──ある懐疑的な夢想家の生涯』『ショーペンハウアー──哲学の荒れ狂った時代の一つの伝記』『人間にはいくつの真理が必要か──疎外論から他者論へ』『ハイデガー──ドイツの生んだ巨匠とその時代』『悪 あるいは自由のドラマ』『ニーチェ──その思考の伝記』『人間はどこまでグローバル化に耐えられるか』(いずれも法政大学出版局刊),近著にSchiller: oder die Erfindung des Deutschen Idealismus (2005),Goethe und Schiller. Geschic…
津山 拓也(翻訳):津山 拓也 1962年佐賀県生まれ.東京外国語大学大学院修士課程(独文学専攻)修了.現在,東京外国語大学・二松学舎大学・國學院大學・中央学院大学非常勤講師.訳書に,マール『精霊と芸術』,ザッペリ『知られざるゲーテ』,ヴェルナー『ピラミッド大全』,デッカー『古代エジプトの遊びとスポーツ』(以上,法政大学出版局刊),ゲッツ『中世の聖と俗』,ボルスト『中世の時と暦』(以上,八坂書房刊),共訳に,デュル『秘めごとの文化史』『性と暴力の文化史』『挑発する肉体』『〈未開〉からの反論』,ブレーデカンプ『古代憧憬と機械信仰』(以上,法政大学出版局刊)がある.
内容
神を失った世俗的世界に、ふたたび古代の夢と神秘、無限なるものを甦らせるロマン主義。伝統と創造、革命と反動を同時に内包する、このあまりにドイツ的なイロニーの精神運動は、文学的天才たちの共同体を生み出したのち、やがて巨大な廃墟をもたらす民族の政治宗教となった。「遅れてきた国民」の近代二〇〇年にわたる思想経験を、ロマン派の来歴と転変から描きだす精神史の白眉。