KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



丸善のおすすめ度

モダン・タイムス・イン・パリ1925~機械時代のアートとデザイン~

ポーラ美術館  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \3,080(税込)         
発行年月 2024年01月
出版社/提供元
青幻舎
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 223p
大きさ 24cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/美術理論・美術史
ISBN 9784861529429
商品コード 1037788973
NDC分類 708.7
基本件名 美術-図集
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年03月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037788973

内容

ヨーロッパ、アメリカ、そして日本。1920年代の機械と人間との関係を技術と美術でめぐる

1920年代、フランスの首都パリをはじめとした欧米の都市では、第一次世界大戦からの復興によって工業化が進み、「機械時代」(マシン・エイジ)と呼ばれる華やかでダイナミックな時代を迎えました。
本書は、1920ー1930年代のパリを中心に、ヨーロッパやアメリカ、日本における機械と人間との関係をめぐる様相を紹介します。
特にパリ現代産業装飾芸術国際博覧会(アール・デコ博)が開催された1925年は、変容する価値観の分水嶺となり、工業生産品と調和する幾何学的な「アール・デコ」様式の流行が絶頂を迎えました。
日本では1923年(大正12)に起きた関東大震災以降、東京を中心に急速に「モダン」な都市へと再構築が進むなど、世界は戦間期における繁栄と閉塞を経験し、機械や合理性をめぐる人々の価値観が変化していきました。
コンピューターやインターネットが高度に発達し、AI(人工知能)が人々の生活を大きく変えようとする現代において、本展覧会は約100年前の機械と人間との様々な関係性を問いかけます。

[目次]
第1章 機械と人間:近代性のユートピア
第2章 装う機械:アール・デコと博覧会の夢
第3章 役に立たない機械:ダダとシュルレアリスム
第4章 モダン都市東京:アール・デコと機械美の受容と展開
エピローグ 21世紀のモダン・タイムス

(掲載作家)
エルザ・スキャパレッリ
カッサンドル
ジョルジョ・デ・キリコ
フェルナン・レジェ
ブガッティ
モディリアーニ
マリー・ローランサン
ラウル・デュフィ
ルネ・マグリット
ルネ・ラリック
空山基
杉浦非水… 他

寄稿
河本真理(美術史学者、日本女子大学教授)
千葉真智子(豊田市美術館 学芸員)
白政晶子(小田原市立図書館 学芸員)