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乙女のための源氏物語<上>

吉屋信子  著

角田光代  他
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \2,420(税込)         
発行年月 2023年12月
出版社/提供元
国書刊行会
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 422p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784336075079
商品コード 1037851357
NDC分類 913.36
基本件名 源氏物語
個人件名 紫式部
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年02月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037851357

著者紹介

吉屋信子(著者):吉屋信子
1896年~1973年。新潟県生まれ。新聞や女性向けの雑誌に数多くの作品を発表し、主に大衆小説および少女小説の分野で多大な読者の支持を得る。1920年に刊行された『花物語』は“女学生のバイブル”といわれベストセラーとなった。戦後は新たな境地をひらき、52年には『鬼火』で第四回日本女流文学者賞を受賞。67年、菊池寛賞を受賞。大正から昭和へかけての文学史上にひとつの地位を築いた。著書に、『花物語』『あの道この道』『わすれなぐさ』『徳川の夫人たち』『女人平家』その他多数。
角田光代(他):角田光代
1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1990年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2005年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、21年『源氏物語』訳で読売文学賞。ほか受賞・著書多数。

内容

「いやあね、私そんな光源氏大嫌い!」

老婦人が孫娘らに語り聞かせる、源氏物語講義の夕べ。
少女小説の第一人者・吉屋信子のまなざしが、光源氏と女性たちの華やかなりし日々を新鮮に照らし出す。『源氏物語』全五十四帖を誰でも愉しみながら理解できる、柔らかで明快な入門書としての現代語訳。

田辺聖子の解説再録に加え、新たに角田光代による書き下ろし解説を付した新装版。

【目次】
序章
桐壺
帚木
空蝉
夕顔
若紫
末摘花
紅葉賀
花宴

賢木
花散里
須磨
明石
澪標
蓬生
関屋
絵合

解説 角田光代

目次