丸善のおすすめ度
脳科学で解く心の病~うつ病・認知症・依存症から芸術と創造性まで~
大岩(須田)ゆり
翻訳
須田年生
監修
|
在庫状況
有り
|
お届け予定日
3~4日
|
|
|
価格
\3,520(税込)
|
|
|
|
発行年月 |
2024年04月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
357p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/神経・精神科学/神経科学 |
---|
|
|
ISBN |
9784806716648 |
---|
|
商品コード |
1038023114 |
---|
NDC分類 |
493.7 |
---|
基本件名 |
精神医学 |
---|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2024年05月1週 |
---|
書評掲載誌 |
日本経済新聞 2024/05/18 |
---|
商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038023114 |
---|
著者紹介
エリック・R・カンデル(著者):1929年、ウィーン生まれ。前コロンビア大学フレッド・カブリ冠教授、ハワード・ヒューズ医学研究所上級研究員。学習と記憶の研究で2000年ノーベル生理学医学賞を受賞。脳神経科学の標準的な教科書である『Principles of Neural Science』(『カンデル神経科学 第2 版』メディカル・サイエンス・インターナショナル、2022年)の主要な著者でもある。
大岩(須田)ゆり(翻訳):科学医療ジャーナリスト。翻訳家。
朝日新聞社科学医療部専門記者(医療担当)などとして医療と生命科学を中心に取材・執筆し、2020 年4 月からフリーランスに。
同社在籍中に執筆した連載「清原和博、薬物依存と向き合う」は2022 年、「依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク」のグッド・プレス賞受賞。
須田年生(監修):シンガポール国立大学医学部教授、熊本大学国際先端医学研究拠点卓越教授。
臨床医として勤務した後、幹細胞・発生学の基礎研究に専念するようになる。
現在はシンガポールと日本を行き来しながら研究を続ける。慶應義塾大学名誉教授。
内容
私たちの脳内には860億個のニューロンがあり、
ニューロン同士が正確に繋がることで、コミュニケーションを取っている。
ニューロンとニューロンの繋がりは、ケガや病気によって変化してしまう。
また、成長の過程で繋がりが正常に発達しなかったり、全く形成されなかったりすることもある。
そうした事態に陥ると、脳機能に混乱が生じて、
自閉スペクトラム症、うつ病、統合失調症、パーキンソン病、
依存症、心的外傷後ストレス障害(PTSD)など
精神疾患の原因となる。
こうした脳の混乱がどのように生じるかを研究し、その治療法の可能性を探ることは、
私たちの思考、感情、行動、記憶、創造性がどのようにして脳で生み出されているのか、
その解明にも繋がっていく。
神経科学者たちの研究成果、精神疾患の当事者や家族の声、治療法の歴史を踏まえながら、
ノーベル賞受賞の脳科学の第一人者が心の病と脳を読み解く。