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働かないアリ過労死するアリ~ヒト社会が幸せになるヒント~(扶桑社新書 490)

村上貴弘  著

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価格 \1,155(税込)         
発行年月 2024年03月
出版社/提供元
扶桑社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 255p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/生物学/動物学
ISBN 9784594096625
商品コード 1038206598
NDC分類 486.7
基本件名 あり(蟻)
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年04月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038206598

著者紹介

村上貴弘(著者):九州大学持続可能な社会のための決断科学センター准教授
1971年、神奈川県生まれ。茨城大学理学部卒、北海道大学大学院地球環境科学研究科博士課程修了。博士(地球環境科学)。研究テーマは菌食アリの行動生態、社会性生物の社会進化など。NHK Eテレ『又吉直樹のヘウレーカ! 』ほかヒアリの生態についてなどメディア出演も多い。著書に『アリ語で寝言を言いました』(扶桑社新書)、共著『アリの社会 小さな虫の大きな知恵』(東海大学出版部)など。

内容

おしゃべりするアリを研究する
「アリ先生」による面白すぎるアリの生態

・葉っぱを切って集め、キノコを育てるハキリアリは超おしゃべり!?
・アリは極寒、酷暑の砂漠でも活動でき、海中に住むアリも!?
・24時間ほぼノンストップで働き3か月で死んでしまうアリ
・巣全体の4%しか働かないアリ
・夫婦で寄生するフリーライダーのアリ
・死をコントロールされてしまうゾンビアリ
・子育て中はアリも寝不足になる
・アリも睡眠時間が寿命に影響する……etc.

アリが地球上に登場してから約5000万年。
原始的な小さい社会で生きるアリから、超複雑でシステマチックな社会をつくる進化したアリまで、さまざまな種類のアリがいる。
人間社会では、この巨大な社会から振り落とされないよう、社会にコミットし、仕事をして奉仕しなければならない、働かざる者喰うべからず!という思考になりがちだ。
しかし働き者のイメージがあるアリの社会は、実際はそうでもない。
高度に進化した役割分担社会と、平等でのんびりした原始的社会。どちらの働きアリが幸せだろう?
多様でとんでもなく面白いアリの世界から、地球に登場して20万年にしかならない人類が幸せになるヒントをもらえるのではないだろうか。

特典音声 ハキリアリのおしゃべりが聞けます!