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禍いの因果~現代奇譚集~(竹書房怪談文庫 HO-691)

川奈まり子  著

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価格 \836(税込)         
発行年月 2024年10月
出版社/提供元
竹書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 239p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784801941922
商品コード 1038897963
NDC分類 913.6
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038897963

著者紹介

川奈まり子(著者):川奈まり子 (かわな・まりこ)
八王子出身。怪異の体験者と土地を取材、これまでに6000件以上の怪異体験談を蒐集。怪談の語り部としても活躍中。
単著は「一〇八怪談」「実話奇譚」「八王子怪談」各シリーズのほか、『僧の怪談』『怪談屋怪談』『家怪』『実話怪談 でる場所』『迷家奇譚』『少年奇譚』『少女奇譚』『眠れなくなる怪談沼 実話四谷怪談』など。
共著に「怪談四十九夜」「瞬殺怪談」「現代怪談 地獄めぐり」「怪談百番」各シリーズのほか『怖い日本の名城』『たらちね怪談』『人形の怖い話』『実話怪談 恐の家族』『実話怪談 犬鳴村』『嫐 怪談実話二人衆』『女之怪談実話系ホラーアンソロジー』など。
日本推理作家協会会員。

内容

人々の歴史と怪異が交差する怪談集

「この家はあるじ夫妻の死と共に滅びる」
井戸を埋めた家に起きた災禍 ――「ある家の祟りの記録」より

怪異体験を克明に炙り出す川奈怪談!

6000件を超える怪談取材を行ってきた川奈まり子が、人間の業と情念、因果応報の物語を体験者視点の語りという新たな読み味で綴る。
・毎夜夢の中で赤黒い何者かに責めさいなまれる――やがてわかる悲しい事実「おはぎちゃん」
・黄昏時に誰もいない自宅にひっそりと佇む見知らぬ男女、その壮絶な理由「逢魔が時の家」
・遠方に住む伯父が遺産を寄越せと言い出して…相続争いが生んだ怪異「帰
るところ」
・客のいない明け方のカウンターに置かれる酒の入ったグラスとは「バーの指定席」
・旧家の古い井戸を改修するとともに始まった不幸の連鎖の顛末「ある家の祟りの記録」
――など40編を収録。