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ドイツ史1866-1918<続下> 民主主義を前にした権力国家

トーマス・ニッパーダイ  著

大内 宏一  翻訳
在庫状況 有り  僅少 お届け予定日 3~4日 
価格 \9,350(税込)         
発行年月 2024年10月
出版社/提供元
白水社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 545p,40p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/ドイツ・オーストリア・スイス史
ISBN 9784560091210
商品コード 1039212670
NDC分類 234.063
基本件名 ドイツ-歴史-19世紀
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2024年11月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039212670

著者紹介

トーマス・ニッパーダイ(著者):Thomas Nipperdey
1927年ケルン生まれ。1971年からミュンヘン大学歴史学教授を務め、1992年に死去。19世紀ドイツ史を中心に研究する。1984年にミュンスター市歴史家賞、没後にドイツ歴史家賞を受賞する。邦訳に歴史エッセイ集『ドイツ史を考える』(坂井榮八郎訳、山川出版社、2008年)、『ドイツ史1800-1866 市民世界と強力な国家 上・下』『ドイツ史 1866-1918 労働世界と市民精神 上・下』(以上、大内宏一訳、白水社、2021年、2023年)がある。
大内 宏一(翻訳):1946年生まれ/ドイツ近代史/早稲田大学名誉教授
主要著訳書:
『ビスマルク―ドイツ帝国の建国者―』山川出版社、2013年 
『ビスマルク時代のドイツ自由主義』彩流社、2014年
シュターデルマン『1848年ドイツ革命史』創文社、1978年
ガル『ビスマルク―白色革命家―』創文社、1988年
ニッパーダイ
『ドイツ史1800-1866 市民世界と強力な国家 上・下』白水社、2021年
『ドイツ史 1866-1918 労働世界と市民精神 上・下』白水社、2023年

内容

前巻の『ドイツ史1866―1918 労働世界と市民精神 (上・下)』が、ドイツ帝国の社会・経済史と宗教を含む文化史とに充てられているのに対して、本書は政治史を扱い、政治に関わる様々な分野の「状態史」=「構造史」と「出来事史」=「事件史」を詳述する。
1871年の帝国建国から、その諸構造と諸勢力、ビスマルク時代までを扱う「上巻」では、普仏戦争、憲法、行政、財政と税制、法と司法、軍、国民国家、反ユダヤ主義などのテーマを分析し、考察する。
1890年以降の構造的諸問題から、ヴィルヘルム時代、第一次世界大戦までを扱う「下巻」では、国家と憲法体制、政党、対外政策、帝国主義、戦争の展開、革命、終戦などのテーマを分析し、考察する。
単に出来事を叙述するというだけではなくて、息の長い考察が随所で展開されている。独特な語りの文体で著わされた歴史書であるが、物語るような叙述というよりも分析と考察のほうに遙かに大きな比重が置かれている。ニッパーダイは、物語る歴史家であるよりも考える歴史家なのであり、そして自らの考えを十分な根拠に基づいて説こうとする歴史家なのである。