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広告文化の社会学~メディアと消費の文化論~
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在庫状況
お取り寄せ
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お届け予定日
1週間
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価格
\2,640(税込)
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発行年月 |
2024年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
172p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業 |
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ISBN |
9784779307621 |
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商品コード |
1039312278 |
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NDC分類 |
674.1 |
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基本件名 |
広告 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年11月3週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039312278 |
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著者紹介
宮﨑 悠二(著者):宮﨑 悠二(みやざき ゆうじ)(編者、7・12・14・15章)
東京大学大学院学際情報学府博士課程、中央大学法学部兼任講師
主著:「いかにしてテレビを批判することができるのか──大宅壮一による『一億総白痴化』論のテクスト実践の分析」『年報社会学論集』(35 号、2022 年)、「1960 年代初頭における『クチコミ』の概念分析──『オピニオン・リーダー』との結び付きに着目して」『マス・コミュニケーション研究』(98 号、2021 年)
藤嶋 陽子(著者):藤嶋 陽子(ふじしま ようこ)(編者、第5・15章)
立命館大学産業社会学部准教授
主著:『クリティカル・ワード ファッションスタディーズ』(共編著、フィルムアート社、2022 年)、『ソーシャルメディア・スタディーズ』(分担執筆、北樹出版、2021 年)、『ポスト情報メディア論』(分担執筆、ナカニシヤ出版、2018 年)
陳 海茵(著者):陳 海茵(ちん かいん)(編者、第9・10・15章)
東京工科大学メディア学部助教
主著:『アートの値段 現代アート市場における価格の象徴的意味』(翻訳、中央公論新社、2023 年)、『埼玉大学教養学部リベラルアーツ叢書14 観客と共創する芸術Ⅱ』(共編著、埼玉大学人文社会科学研究科・教養学部、2022 年)
内容
《定価:税込2,640円》
私たちの生活に存在する無数の広告。特に近年、デジタルメディアの普及によって、その役割や表現、手法は多様化し、私たちの生活様式やものの見方、購買行動に大きな影響を与えている。
本書は、広告の現状や課題と、広告をめぐる私たちの日常体験について、マーケティング的な視点からではなく、文化との結びつきをとらえるような社会学的観点から考える。
第1部では、伝統的かつ現代においても中心的である、広告の「シンボル」という機能について、エスニシティ、ジェンダー、美容、青春をトピックとして論じ、広告と私たちの社会に共有される価値の関係を捉える。
第2部では、商品やサービスについての情報を提示する、広告の「シグナル」としての側面について、パーソナルデータに基づく広告表示や、ランキング、口コミの3つのテーマから論じる。
第3部では、都市における広告展開や企業のPR活動、政治家によるプロパガンダ、一種の推し活としてファンが担う「応援広告」などを具体例を交えて取り上げ、私たちの日常の中で多様な形態をとる「広告」や「広告的なもの」について論じる。
第4部では、より俯瞰的かつ抽象的な視野で広告を捉えるため、広告産業の歴史や、広告制作者の仕事の捉え方と広告批評の役割、広告についての社会学的思考の系譜をトピックとして、理論や歴史について整理していく。そして最後に広告文化を倫理の面から捉え、広告のあるべき姿や善悪の問題、私たちの広告との付き合い方について議論するための視点を提示する。
[編者]
宮﨑 悠二(編者、7・12・14・15章)
藤嶋 陽子(編者、第5・15章)
陳 海茵(編者、第9・10・15章)
[執筆者]
有賀ゆうアニース(第1章)
関根 麻里恵(第2章)
谷本 奈穂(第3章)
小川 豊武(第4章)
宇田川 敦史(第6章)
飯田 豊(第8章)
陳 怡禎(第11章)
加島 卓(第13章)