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形態論の諸相~6つの現象と2つの理論~
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\3,080(税込)
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発行年月 |
2024年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
13p,255p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/言語学/統語論・形態論・意味論・類型論 |
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ISBN |
9784874249901 |
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商品コード |
1039329119 |
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NDC分類 |
801.5 |
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基本件名 |
形態論(言語学) |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年11月2週 |
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| 商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039329119 |
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著者紹介
乙黒 亮(著者):乙黒 亮(おとぐろ・りょう)
1977年大阪府生まれ。大阪大学文学部英語学専攻、エセックス大学大学院PhD。福井県立大学学術教養センターを経て、現在、早稲田大学法学学術院教授。専門は形態論、統語論、言語類型論。
田川 拓海(著者):田川拓海(たがわ・たくみ)
1979年沖縄県生まれ。筑波大学第二学群日本語・日本文化学類卒業、筑波大学大学院人文社会科学研究科修了、博士(言語学)。現在、筑波大学人文社会系准教授。専門は形態論、統語論、日本語学。
内容
現代の形態論研究において盛んに議論されているテーマから融合や阻止、ゼロ形態など6つを取り上げ、実際の言語現象を概観すると同時に、分散形態論とパラダイム関数形態論という対立する2つの理論的枠組みによる分析を提示する。
■「第1章 はじめに」より
本書は現代の形態論研究において盛んに議論されているテーマの中でこれまで日本国内で刊行された入門書,概説書,研究書であまり取り上げられてこなかったものに焦点を当て,その基本概念を実際の言語現象と合わせて概観すると同時に,それらの現象の理論的分析を提示することを狙いとしている。具体的には融合(syncretism),補充法(suppletion),ゼロ形態(zero morph),虚形態(empty morph),阻止(blocking),迂言法(periphrasis)の6 つのテーマを取り上げ,分散形態論(Distributed Morphology: DM)とパラダイム関数形態論(Paradigm Function Morphology: PFM) という2つの理論的枠組みでの分析を示す。
[中略]
近年日本国内においてもDM の枠組みを採用した研究は多く見られるようになったが,その理論的内容を日本語で詳細にまとめた文献はそれほど存在しない。PFM,あるいは語・パラダイム基盤のアプローチ全般に関しても,日本語で参照できる文献はほぼ皆無である。よって本書がこれらの理論の入門書の役割を担うことも目指している。またこれら2 つを合わせて提示することで,形態素という概念を仮定するのか否か,パラダイムという語と語の間の関係の実在性を認めるのか否か,といった現代の形態理論における重要な対立点が明確になる。それと同時に両方の枠組みで同一の現象の分析を示すことで,それぞれの理論的仮定においてどの部分が問題となり得るのかを浮かび上がらせる。