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じつは身近なホタルのはなし
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\2,420(税込)
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発行年月 |
2025年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
207p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/生物学/動物学 |
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ISBN |
9784868110248 |
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商品コード |
1039975642 |
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NDC分類 |
486.6 |
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基本件名 |
ほたる(蛍) |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年05月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039975642 |
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著者紹介
遊磨 正秀(著者):遊磨 正秀
龍谷大学名誉教授、全国ホタル研究会会長
1954年山口県生まれ、兵庫県育ち。1976年京都大学理学部(動物学専攻)卒業、大学院理学研究科修士課程および博士後期課程(動物学専攻)を経て、1984年理学博士(京都大学)。滋賀県立琵琶湖博物館開設準備室、京都大学生態学研究センター助教授、龍谷大学理工学部(現 先端理工学部)教授を経て、2022年より同大学名誉教授。専門は、動物生態学、陸水文化論。主にゲンジボタルや、琵琶湖、ロシア・バイカル湖、アフリカ・マラウィ湖やタンガニイカ湖の魚類・貝類などの水生生物の生態を調査してきた。近年は、ホタルをはじめとする身近な生き物と人の各々の環境について想いをめぐらす機会が多い。主な著書に『ホタルの水、人の水』(新評論)、『ホタルとサケ-とりもどす自然のシンボル』(岩波書店、共著)、『里山学のすすめ』(昭和堂、分担執筆)、『里山学のまなざし』(同、分担執筆)など。
内容
誰もが知っている「ホタル」について、生態や暮らしといった基本的な情報はもちろん、人がつくり出した場に生活する「人里昆虫」としてのホタル、人の心に残る「文化昆虫」としてのホタルなど、さまざまな視点からわかりやすく解説し、光るだけではない、奥深いホタルの魅力を紹介。
【本書のポイント】
●ゲンジボタルを中心に、卵から成虫にいたるまでのホタルの一生と、その暮らしを解説。
●日本に生息する代表的なホタルとその生活様式の違いを紹介。
●発光の仕組みや、光る目的、種によって異なる光り方などについて紹介。
●人が作り出した場で生活する「人里昆虫」としてのホタルについて、どんな場所を好むのか、人が手を入れた環境でホタルがどう暮らしているのか、さらには、水環境におけるホタルを含む生き物と人の共存についても言及。
●古くから人の身近な存在で、人の心に残る「文化昆虫」としてのホタルについて、さまざまな事例を挙げながら、人との関係やホタルにまつわる文化を紹介。
●「ホタルはきれいな川に住むというのはウソ」「ホタルの仲間のほとんどは光らない」といった明日誰かに話したくなるような話題を多数収録。
●ホタルの発生数の数え方や発生数、発生時期の年次変動データなどを掲載するとともに、著者も参加した実際の調査の様子や、そこからわかったホタルの寿命についても紹介。