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「負けるが価値」の地域術(フィギュール彩 2-10)
河井 孝仁
編
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\2,200(税込)
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発行年月 |
2025年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
210p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/都市・地域・農村 |
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ISBN |
9784779130397 |
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商品コード |
1039991632 |
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NDC分類 |
361.7 |
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基本件名 |
地域社会 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2025年06月4週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039991632 |
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著者紹介
河井 孝仁(編者):東海大学文化社会学部広報メディア学科教授。博士(情報科学・名古屋大学)。静岡県職員を経る。専門は、行政広報論、シティプロモーション、地域情報論。公共コミュニケーション学会会長理事、日本広報学会常任理事などを務める。
著書に『シティプロモーションでまちを変える』(彩流社、2016年)、『炎上に負けないクチコミ活用マーケティング』(共編著、彩流社、2017年)、『「地域の人」になるための8つのゆるい方法 まちのメディアを使う・学ぶ』(編著、彩流社、2019年)、『市民は行政と協働を創れるか』(編著、彩流社、2022年)、『新・シティプロモーションで まちを変える』(河井 孝仁 著、彩流社、2022年)等がある。
内容
勝つためのノウハウが求められるいま、あえて「負け」の視点からその価値を見いだし、まちとまちを作る人を見ていくこと。
廃墟という負けの景観を残す人気のまちづくりや、観光に頼りすぎた京都の商品化から来る弱点などの地域論。若者による負けアイドルの推し活やZ世代のSNSと関係読解リテラシー、勝ち続けていたフジテレビに象徴される「テレビ局負けるが勝ち」など、人との関係性から仕事術まで、「負け」が価値を生み出す事例を幅広くとらえ議論する。
勝ちパターン、ノウハウ、マニュアルという「正しさ」に無批判に追従しているだけでは、「価値」も「勝ち」も得られないものである。悪しき権力性とは「正しさ」の独占のことである。そのような、ありがちな権力性に陥るのを忌避し、それしかない「正しさ」から距離を置く態度とは何か。「負けることの価値」とは「価値観が変容することを妨げないこと」であるetc…「負け」を主題に地域論から人生論まで、その多様な拡がりを描いてゆく!