丸善のおすすめ度
ロシア革命と芸術家たち1917-41~芸術家の勝利~
赤塚 若樹
翻訳
|
在庫状況
有り
|
お届け予定日
3~4日
|
|
|
価格
\5,940(税込)
|
|
|
|
発行年月 |
2025年04月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
280p,16p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/芸術/美術理論・美術史 |
---|
|
|
ISBN |
9784560091333 |
---|
|
商品コード |
1040020102 |
---|
NDC分類 |
702.38 |
---|
基本件名 |
芸術-ロシア |
---|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2025年05月2週 |
---|
|
商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040020102 |
---|
著者紹介
ツヴェタン・トドロフ(著者):1939– 2017年。ブルガリア出身、フランスで活躍した理論家・思想家・批評家。ロシア・フォルマリズムを西欧に紹介し、記号論に依拠する文学研究を推進することによって、構造主義詩学の発展に寄与する。その後、「異郷に生きる者」の立場から歴史・文化・政治をめぐって「他者」の問題を考察し、「人間主義」を探求した。おもな著書に『小説の記号学──文学と意味作用』(1967年)、『幻想文学論序説』(1970年)、『象徴の理論』(1977年)、『他者の記号学──アメリカ大陸の征服』(1982年)、『われわれと他者──フランス思想における他者像』(1989年)、『未完の菜園──フランスにおける人間主義の思想』(1998年)、『悪の記憶・善の誘惑──20世紀から何を学ぶか』(2000年)などがある。
赤塚 若樹(翻訳):赤塚若樹[あかつか・わかぎ]
1964年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科教授。専攻、映像文化・比較文学・表象文化論。おもな著訳書に『シュヴァンクマイエルとチェコ・アート』(未知谷、2008年)、『ミラン・クンデラと小説』(水声社、2000年)、M・オクチュリエ『ロシア・フォルマリズム』(共訳、白水社、1996年)などがある。
内容
ロシアの前衛芸術と共産主義をめぐり、思想家が語る現代史。
十月革命後(一九一七年〜四一年)、ロシア・アヴァンギャルド運動の旗手は、共産主義といかに闘ったか? すなわち、芸術の諸領域(文学、絵画、音楽、演劇、映画……)の創り手たちと国の政治指導者たちが、イデオロギーや多様なイズムとどんな関係を取り結んでいたのかという問題を、トドロフは、その遺著において探究する。
ゴーリキーをはじめ、メイエルホリドやマヤコフスキーからブルガーコフ……ザミャーチンやショスタコーヴィチ、エイゼンシュテインまで! 15人のロシアの前衛芸術家たちの人生とともに「時代精神」を鮮やかに描き出してゆく。
〈本書は、集団肖像と全体主義政権を前にした芸術家の個人肖像という、大きなふたつの部からなる二枚つづきの絵というかたちを取っている。[…]個人肖像のほうは、画家カジミール・マレーヴィチという、ひとりの芸術家の経歴を綿密にたどっている〉(「序文」より)。
ロシアの前衛芸術と共産主義を巡り、思想家が語る現代史。マレーヴィチ伝も白眉な、比類なき文化史。カラー図版10点収録。