KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



丸善のおすすめ度

中国古代における軍事と儒教

渡邉 義浩  著

在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 10日間 
価格 \8,800(税込)         
発行年月 2025年02月
出版社/提供元
汲古書院
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 7p,282p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/現代政治・行政学
ISBN 9784762967573
商品コード 1040147406
NDC分類 399.2
基本件名 兵法-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2025年04月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040147406

内容

【序章より】
本書は、中国における軍事思想を儒教との関係、および戦争への思想の現れ方という二つの視座より検討する。
具体的には、戦争否定の思想を代表する『墨子』の思想を『孟子』との比較の中で明らかにし、『孫子』の成立とその特徴を解明する。さらには『孫子』を継承する『呉子』と『孫臏兵法』の思想について儒家を軸として比較する。そして『荀子』と『淮南子』の軍事思想の共通性を探る。そのうえで、儒教を代表する『春秋左氏伝』の軍事思想と、『春秋左氏伝』の戦史集としての有用性を確認していく。
また、軍事思想の戦争への現れ方としては、『孫臏兵法』に言及される「八陣」が、後漢「儒教国家」にどのように取り入れられているのかを明らかにしたのち、後漢末に『孫子』を定立した曹操の軍事思想を追究する。そのうえで、曹操の戦いに『孫子』はどのように用いられているのかを検討していく。そして同時代に『春秋左氏伝』を中核に置く荊州学を修めた諸葛亮の『孫子』の用い方との共通性の有無を解明する。そして、諸葛亮が曹魏への北伐に際して、後漢に継承されていた「八陣」に、どのような工夫を加えたのかを探る。最後に、諸葛亮の「八陣」が継承されていく行方を知ることで、唐以降の軍事思想のあり方の一端を明らかにしていこう。

目次