丸善のおすすめ度
とびこえる教室~フェミニズムと出会った僕が子どもたちと考えた「ふつう」~
|
在庫状況
有り
|
お届け予定日
3~4日
|
|
|
価格
\1,870(税込)
|
|
|
|
発行年月 |
2025年06月 |
|---|
|
|
言語 |
日本語 |
|---|
媒体 |
冊子 |
|---|
|
|
ページ数/巻数 |
263p |
|---|
大きさ |
19cm |
|---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/教育学/教育学・教育思想・教育史 |
|---|
|
|
ISBN |
9784788720497 |
|---|
|
商品コード |
1040249944 |
|---|
NDC分類 |
370.4 |
|---|
基本件名 |
教育 |
|---|
|
本の性格 |
実務向け |
|---|
|
新刊案内掲載月 |
2025年08月1週 |
|---|
|
| 商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040249944 |
|---|
著者紹介
星野俊樹(著者):1977年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒、京都大学大学院教育学研究科修了。出版社勤務を経て、小学校教員に転職。教員歴は20年。人権教育に関心があり、「生と性の授業」に取り組みながら、子どもたちとジェンダー平等のための教育実践を模索している。
内容
「『ふつう』って、いったい何なんだろう。」私はこれまでの人生で、何度この言葉をつぶやいてきたことでしょう。子どもの頃、スポーツが得意ではなく、部屋でテレビゲームをしたり、女の子とおしゃべりをしたり、交換日記を書いたりするのが好きでした。初めて恋をしたのは、同級生の男の子。文化系でインドア派だった私は、いわゆる「男子ノリ」にもなじめず、「男らしさ」とは縁遠い子どもでした。
そんな私に対して、周囲の大人やクラスメイトは「男の子ならふつうは〜」と何度も言いました。大人になってからも、「社会人の男性ならふつうは〜」といった言葉が、日常のあちこちから聞こえてきます。それが今でも正直、息苦しい。私にとって「ふつう」という言葉は、定食屋の「ご飯ふつう盛り」くらいで十分なのに……。そんな「ふつう」との距離感を持ち続けてきた私は、大学卒業後、社会や学校が押しつける「ふつう」に揺さぶりをかけたいと考え、小学校の教師になりました。それが、20年前のことです。
今では「多様性」や「ジェンダー」という言葉が広く知られるようになりました。もしかしたら、「もうジェンダー平等は達成されたのでは?」「女性や性的マイノリティへの差別はなくなったのでは?」と思う人もいるかもしれません。しかし、実際には日本のジェンダーギャップ指数は依然として低いままです。
学校という場でも、「異性愛が当たり前」とされたり、「女らしさ」「男らしさ」に従うことが当然のように求められたりする状況は、今なお続いています。だからこそ、本書を通して、あらためて「ふつうって、何なんだろう?」と問いかけたいのです。
子どもたちが、性別や環境に縛られず、自分らしく生きるにはどうすればいいのか。「ふつう」を押しつける社会のあり方を変え、ジェンダー平等を実現するために、どのような知識や視点が求められるのか。そして、教師として学校現場で何ができるのか――。私はずっと、そうした問いを抱えながら、試行錯誤を繰り返してきました。本書では、私がこれまでの経験を通じて考えてきたことを、みなさんと共有したいと思います。(「はじめに」より)