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日本老いと成熟の平和
梅原 季哉
翻訳
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\4,950(税込)
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発行年月 |
2025年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
480p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/国際関係論 |
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ISBN |
9784622097839 |
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商品コード |
1040451379 |
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NDC分類 |
319.8 |
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基本件名 |
平和 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2025年07月4週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2025/08/30 |
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| 商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040451379 |
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著者紹介
トム・フォン・リ(著者):(Tom Phuong Le)米ポモナ・カレッジ准教授および政治学科長。明治学院大学国際平和研究所の研究員も務める。カリフォルニア大学アーバイン校修士および博士(政治学)、カリフォルニア大学デービス校学士(政治学および歴史学)。フルブライト奨学生として広島市立大学にも学ぶ。国際交流基金とマンスフィールド財団による「日米次世代パブリック・インテレクチュアル・ネットワーク・プログラム」フェロー、「日米リーダーシップ・プログラム」フェロー、「KSI-CSIS米韓次世代フェローシップ」フェローなどを経験。2025年に同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科の客員教員。研究領域は、日本の安全保障政策、日米同盟、戦争記憶と和解、スマートシティ、反核運動、人口統計と安全保障。The Journal of Asian StudiesやAsia Policyなどの専門誌をはじめ、Foreign Affairs、The Diplomat、《ワシントン・ポスト》などの一般誌・紙にも寄稿。南カリフォルニアに妻、二人の子供、猫と暮らす。*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
梅原 季哉(翻訳):(うめはら・としや)広島市立大学広島平和研究所教授。広島市立大学博士(平和学)、キングス・カレッジ・ロンドン修士(現代戦争論)。朝日新聞の長崎支局記者、ブリュッセル、ウィーン、ワシントン、ロンドン特派員などをへて現職。研究領域は、国際関係論、安全保障と軍縮・非核規範、戦争・平和のメディア論。著書に『核の戦後日本政治史――非核アイデンティティと日米安保の80年』(ミネルヴァ書房、2025)、『戦火のサラエボ100年史――「民族浄化」もう一つの真実』(朝日新聞出版、2015)、訳書にジェイコブズ『グローバル・ヒバクシャ』(共訳、名古屋大学出版会、2025)、ボルトン『ジョン・ボルトン回顧録――トランプ大統領との453日』(監訳、朝日新聞出版、2020)ほか。*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
内容
第二次世界大戦後、日本は過度な再軍事化を志向せず、日本国憲法も戦争放棄を定めている。しかし、地域及び国際情勢が厳しさを増すなかで、国内外の多くの人々は、日本はやがて「普通の国」となり、軍事大国への道をふたたび歩むだろうと予測してきた。これまで、そうした予想は外れているが、それはなぜか? 果たして今後は?
広島に学んだ注目の米研究者が、日本が再軍事化に消極的である理由について、人口動態と安全保障の関係性を切り口に、斬新な視角を提示する。高齢化(「老い」)と人口減少という物質的な制約、および憲法9条や「成熟」した平和運動・言説が生む概念上の抑制が独自の「非軍事主義の生態システム」を形づくり、再軍事化を阻んでいる――。その実態を、各種統計データ、および日本の政治家や官僚、自衛隊関係者、研究者、メディア人、博物館・資料館長、平和運動家やNPO指導者ら70人以上へのインタビューから解き明かし、戦後日本の平和の実相に迫る。ロシアのウクライナ侵攻、日本被団協のノーベル平和賞受賞ほか近年の変化を踏まえた「日本語版に寄せて」を収録。
「日本の読者が本書を……不安定さを増す世界にあって安全保障に貢献してきた非軍事主義という困難な道のりへの肯定なのだと受け止めてくれるように私は願っている」(「日本語版に寄せて」より)