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本のなかの少女たち(講談社文芸文庫 つA10)
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\2,420(税込)
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発行年月 |
2025年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
298p |
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大きさ |
16cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/文学史 |
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ISBN |
9784065397145 |
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商品コード |
1040459169 |
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NDC分類 |
902.09 |
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基本件名 |
文学 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年07月3週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040459169 |
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著者紹介
津島 佑子(著者):津島佑子(1947・3・30~2016・2・18)小説家。東京生まれ。白百合女子大学英文科卒。在学中より「文芸首都」同人となり習作を始める。二十代で短篇が相次いで芥川賞候補作となる。以後、1976年『葎の母』で田村俊子賞、78年、『寵児』で女流文学賞、83年、「黙市」で川端康成文学賞、87年、『夜の光に追われて』で読売文学賞、98年、『火の山ー山猿記』で谷崎潤一郎賞と野間文芸賞、2002年、『笑いオオカミ』で大佛次郎賞、05年、『ナラ・レポート』で芸術選奨文部大臣賞と紫式部文学賞、12年、『黄金の夢の歌』で毎日芸術賞他、数々の文学賞を受賞。国際的な評価も高く、これまでに英、仏、独、伊、中、韓、アラビア語をはじめ、様々な言語に翻訳されている。
内容
子供の頃からの読書体験で、心から共感できる少女の少なさを強く感じていた。しかしまた時に納得できる「少女」に出会える喜びもあった――
そう回想する著者・津島佑子自身、自らが「少女」だったと確信を持ってはいないのだ。
「少女」とはいったい誰のことなのか?
どのように描かれた「少女」なら実在感を感じられるのか?
自らの作品で「少女」に愛着を抱いて描いてきた作家が、「本のなかの少女たち」を追ってみることを心に決め、「少女」そのものをテーマに新鮮な切り口で古今の名作を再び繙く。
再読を経て得られた新たな発見、洞察、感動を綴った、誰もが楽しめる読書エッセイ。