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チームスポーツトレーニング~複雑系スポーツにおける現代的トレーニング戦略~

ハビエル・マロ  著

マーレー志雄, 結城康平  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \2,970(税込)         
発行年月 2025年07月
出版社/提供元
カンゼン
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 439p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/スポーツ・健康科学/スポーツ・健康科学
ISBN 9784862557681
商品コード 1040567611
NDC分類 780.7
基本件名 トレーニング
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2025年08月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040567611

著者紹介

ハビエル・マロ(著者):【著者】
ハビエル・マロ(Javier Mallo)
1976年12月13日生まれ、スペイン出身。スポーツ・フィジカル・サイエンス博士号、理学療法学士。2013年以降、レアル・マドリードでフィットネスコーチを務め、以前にはマンチェスター・シティ、アトレティコ・マドリードなどで経験を積んできた。トップレベルの実践経験を著書、国際学会、マドリード工科大学での講義で発表し、従来のトレーニングに対する代替となるアプローチを発展させるための理論的ツールを提供している。
マーレー志雄(翻訳):【訳者】
マーレー志雄(まーれー・しおん)
1993年、滋賀県生まれ。2016年にイングランドのサウサンプトンに渡り、ソレント大学大学院にてスポーツサイエンスとパフォーマンスコーチングを勉強。その傍ら現地のクラブで小学生から大学生まで男女問わず指導。2020年に帰国し、Jリーグフットボール本部育成部で主に「Project DNA」の通訳や指導者/マネジメント人材の養成などJリーグのアカデミーに関する仕事に従事。また、地元の中学生や高校生も指導し、サッカーメディアなどに寄稿。2025年からジュビロ磐田のトップチームで監督・コーチの通訳を務める。訳書に『最高のコーチになるためのスポーチコーチング学 知っておくべき「フレームワーク」と「スキル」』(小社)。
結城康平(翻訳):結城康平(ゆうき・こうへい)
1990年生まれ、宮崎県出身。スコットランドへの留学を経て、フットボールライターとしての活動を開始。海外の文献や論文を読み解くスキルを活かしてヨーロッパの思想や戦術を日本に紹介しながら、通訳・翻訳・編集・インタビュアーとしても活躍の幅を広げている。著書に『欧州サッカーの新解釈。ポジショナルプレーのすべて』『“総力戦"時代の覇者 リバプールのすべて』『TACTICAL FRONTIER 進化型サッカー評論』(いずれもソル・メディア)、『フットボール新世代名将図鑑』(小社)、『サッカー戦術の最前線 試合を観るのが10倍楽しくなる』(SBクリエイティブ)。訳書に『エクストリームフットボール 欧州の勢力図を塗り替える巨大ドリンクメーカーの破壊的戦略』『フットボールヴィセラルトレーニング 無意識下でのプレーを覚醒させる先鋭理論[導入編][実践編]』(いずれも小社)、『ミケル・アルテタ アーセナルの革新と挑戦』(平凡社)。

内容

古典的なコーチたちよ、さようなら
生態心理学、動的システム理論、制約主導アプローチ……etc 革新的な概念を適用し、「自己組織化」を「最適化」せよ!!

近年、生態心理学、動的システム理論、制約主導アプローチなどの革新的な概念が研究領域を切り開き、これらの概念的ベースはチームスポーツにも応用可能であることが示されている。チームスポーツのコーチは、この現代的な枠組みに基づき、選手とチームを複雑系として捉え、コーディネーションダイナミクスを用いて自己組織化を最適化しなければならない。はたしてあなたは、トレーニング戦略を抜本的に見直し、チームスポーツ特有のトレーニング理論と実践を発展させることができるか?

【構成】
一章 チームスポーツにおける還元主義的パラダイム
還元主義的思考のスポーツ科学への応用
チームスポーツ研究における古典的モデル…など
【ケーススタディⅠ】より多く走れば「よりフィットしている」と言えるのか?

二章 チームスポーツの新たなトレーニング理論と実践に向けて―複雑系をベースとしたもうひとつの選択肢―
チームスポーツ研究における還元主義的アプローチの限界
チームスポーツにおけるゲームのダイナミクス
複雑系としてのチームスポーツ…など
【ケーススタディⅡ】最も多く走る選手がベストプレーヤーと言えるのか?

三章 コーディネーションダイナミクス
コーディネーションダイナミクスによって何がわかるのだろうか?
コーディネーションダイナミクスの進化
コーディネーションダイナミクスのチームスポーツへの適用
【ケーススタディⅢ】エリートチームにおける自己組織化

四章 個人内の協調(個人プレー)
動きと技術を教える古典的なモデル
身体的な学習とコントロール
試合中の戦術的相互作用…など
【ケーススタディⅣ】多ければ良いというわけではない

五章 個人間の協調(集団的なプレー)
チームスポーツにおけるパフォーマンス分析
チームスポーツにおいて対人的コーディネーションを測定するための変数
【ケーススタディⅤ】統計データ上の勝利が必ずしも試合の勝利を意味するわけではない

六章 チームスポーツにおけるトレーニング課題の設計
従来のトレーニングパラダイムから複雑性を考慮したトレーニングパラダイムへの移行
学習とトレーニングの基本原則
チームスポーツにおける筋力トレーニング…など
【ケーススタディⅥ】競技の分析をベースにした文脈的トレーニングの課題設計

七章 チームスポーツのトレーニング戦略
チームスポーツにおける伝統的なピリオダイゼーションモデルの限界
構造化トレーニング
チームスポーツにおけるその他の複雑性トレーニング戦略…など
【ケーススタディⅦ】チームスポーツにおける「マネーボール効果」