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総力戦体制下の「教育科学研究会」―生活教育とカリキュラムの再編成―
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著編者 |
金智恩 |
刊行年 |
2020 |
冊子版ISBN |
9784866170916 |
価格 |
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子どものための教育とは何か――本書は、一九三〇年代の総力戦体制下で学制改革に真正面から取り組み、常に文部省の教育政策に対して批判意識を持った教育科学研究会(教科研)とは何かをテーマに、国策研究(同志)会や教育改革同志会の議論も比較検討しながら、その理論の全容の解明に取り組んだ意欲作!
(※参考価格) 同時3アクセス:本体¥6,380+税(2020年12月現在)
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戦後女性教員史―日教組婦人部の労働権確立運動と産休・育休の制度化過程―
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著編者 |
跡部千慧 |
刊行年 |
2020 |
冊子版ISBN |
9784866170817 |
価格 |
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1960年代から70年代を中心とした、日本教職員組合(日教組)婦人部の労働運動に着目し、その運動の過程を丁寧に追い、当時の女性解放論や母性保護論争を絶えず参照した組合員の実像を明らかにする。
(※参考価格) 同時3アクセス:本体¥6,380+税(2020年12月現在)
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戦後日本の道徳教育の成立―修身科の廃止から「道徳」の特設まで―
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著編者 |
佟占新 |
刊行年 |
2019 |
冊子版ISBN |
9784866170770 |
価格 |
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「特別の教科道徳」が、2018年4月より小学校において、さらに2019年4月からは中学校においても開始される今、近年の道徳の教科化をめぐる議論の原点ともいえる、1945年の敗戦から1959年における道徳教育の成立過程を考察!
(※参考価格) 同時3アクセス:本体¥5,720+税(2020年12月現在)
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戦後夜間中学校の歴史―学齢超過者の教育を受ける権利をめぐって―
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著編者 |
大多和雅絵 |
刊行年 |
2017 |
冊子版ISBN |
9784866170343 |
価格 |
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十五歳を過ぎてもなお「学びなおしたい」生徒と、それを応援した人々を通じて、その歴史的経緯と意義を、学齢超過者の教育を受ける権利を中心に考察。現在もなお全国8都府県に31校ある夜間中学校が、戦後、社会的には必要とされながらも教育制度上は明確な根拠を持たず脆弱な基盤の上に存在し、かつその制度的あいまいさが政府によって利用されてきた事実と、その不備を放置してきた実態を明らかにする。
(※参考価格) 同時3アクセス:本体¥4,400+税(2020年12月現在)
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戦後教員養成改革と「教養教育」
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著編者 |
山崎奈々絵 |
刊行年 |
2017 |
冊子版ISBN |
9784866170237 |
価格 |
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戦後の教員養成改革の実態を、教養教育の変遷から丁寧に検証し描き出した労作。一般教養を重視して「師範タイプ」を克服するという、戦後教員養成の理念は、新制の教員養成系大学/学部の発足にあたり実質を伴っていたのだろうか。教育刷新委員会の議事録や各大学の沿革史はもちろん、IFELや大学基準協会などの動向、戦後初期の師範学校、再編後の教員養成系大学のカリキュラムや教員組織といった細部までを検証し、その実相に迫る!
(※参考価格) 同時3アクセス:本体¥6,820+税(2020年12月現在)
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動員される母親たち―戦時下における家庭教育振興政策―
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著編者 |
奥村典子 |
刊行年 |
2014 |
冊子版ISBN |
9784905421696 |
価格 |
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戦時下、学校・家庭・地域社会を舞台に「家庭教育」の振興が追求された。母親を中心とした女性を教化・組織した、振興政策
の本質は何だったのか。国が構想した家庭教育の内実、そして各地で展開した「母の講座」「母親学級」「母の会」などを検証し、その実態を明らかにする。戦時下の教育と女性運動の問題を問いかける書!
(※参考価格) 同時3アクセス:本体¥5,500+税(2020年12月現在)
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「女教員」と「母性」―近代日本における<職業と家庭の両立>問題―
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著編者 |
齋藤慶子 |
刊行年 |
2014 |
冊子版ISBN |
9784905421689 |
価格 |
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「女教員」たちは、男性教員と同等に働いているという誇りと「母性」という女性教員の特質を強調することの矛盾をかかえていた。現在の「育児時短」につながる「部分勤務制」の提案は、ほんとうに「両立」を可能にして女性教員の生活を豊かにしたのか。低賃金の女性教員を確保しようとする帝国教育会の思惑、むしろ地位が低下するのではないかと恐れる現場の女性教員の思いを全国大会や地域の女性教員会の記録などから読み解いた著。
(※参考価格) 同時3アクセス:本体¥6,050+税(2020年12月現在)
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「伊勢参宮旅行」と「帝都」の子どもたち
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著編者 |
橋本萌 |
刊行年 |
2020 |
冊子版ISBN |
9784866170923 |
価格 |
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1930年代に東京市を中心に行われた伊勢神宮参拝を主な目的とした小学校児童の修学旅行(参宮旅行)を研究対象に、その拡大から終焉までの構造をとらえ、「大正新教育」の実践が波及していた1920年代以降の実践場面における教育的意味を検証する!
(※参考価格) 同時3アクセス:本体¥5,500+税(2020年12月現在)
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朝鮮人学校の子どもたち
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著編者 |
松下佳弘 |
刊行年 |
2020 |
冊子版ISBN |
9784866171036 |
価格 |
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本書は、敗戦から一九五五年までの時期を対象に、在日朝鮮人の学校教育を規定してきた行政の特徴を、占領軍・日本政府・地方自治体・朝鮮人団体など様々な主体の認識や交渉過程に即して解明するものである。日本の植民地支配から脱し「自主的」な教育を求める在日朝鮮人の運動に、管理運営や教員人事、教育内容に踏み込もうとする日本政府、そのはざまに置かれた地方行政機関という三者のせめぎ合いを、緻密な論証で明らかにする。
(※参考価格) 同時3アクセス:本体¥5,500+税(2020年12月現在)
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アクティブラーニングで学ぶ震災・復興学
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著編者 |
庄司美樹 |
刊行年 |
2020 |
冊子版ISBN |
9784866171005 |
価格 |
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東日本各地に甚大な被害を与えた東日本大震災は、地震・津波のほかに原子力発電所の崩壊をももたらすという、世界的にも類を見ない深刻な状況を引き起こした。本書は未曾有の大災害を単に知識として学習するのではなく、いかに自分の問題として考え、未来につなげるかをアクティブラーニングの手法を通して主体的に学ぶためのテキストである。
(※参考価格) 同時3アクセス:本体¥2,750+税(2020年12月現在)
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増野悦興研究―埋もれたキリスト者の生涯と思想―
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著編者 |
滝澤民夫 |
刊行年 |
2019 |
冊子版ISBN |
9784866170787 |
価格 |
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信仰の内面性を重視し正統派教会ともユニテリアン、社会主義的キリスト教とも一線を画して独自のキリスト教思想を探究した増野悦興(ましのよしおき)。近代日本のキリスト教受容の過程における「異端児」であり、かつ川越高校創立者として自治自修の教育を実践した教育者でもあった。日本近代のキリスト教史の結節点に存在しながら、埋もれていた彼の思想を著者渾身の筆で浮かび上がらせる。
(※参考価格) 同時3アクセス:本体¥9,900+税(2020年12月現在)
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監獄のなかの子どもたち―児童福祉史としての特別幼年監、感化教育、そして「携帯乳児」―
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著編者 |
倉持史朗 |
刊行年 |
2016 |
冊子版ISBN |
9784866170220 |
価格 |
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現代の社会福祉あるいは司法は、非行や犯罪にかかわってしまった子どもたちにどれほどに高い理念に基づいた、有効な実践を展開しているのか。犯罪幼少年・非行少年への処遇は、処罰として行うのか、教育をもって対するのか。というきわめて今日的な問題に、一世紀以上まえに特別幼年監、感化教育によって取り組んだ先駆者たちの挑戦に学ぶための意欲作!
(※参考価格) 同時3アクセス:本体¥5,720+税(2020年12月現在)
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精神病者と私宅監置―近代日本精神医療史の基礎的研究―
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著編者 |
橋本明 |
刊行年 |
2011 |
冊子版ISBN |
9784905421085 |
価格 |
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精神医療史研究の立場から、私宅監置の実際を忠実かつ具体的に再現し、実証的な手法で私宅監置制度の本質に迫る。大分県公文書館所蔵「昭和十五年監置精神病者に関する綴」の文書群一覧も収録。
(※参考価格) 同時3アクセス:本体¥6,600+税(2020年12月現在)
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