理工学図書新刊ニュース　4月号

２級管工事施工管理技士試験は，令和３年度から試験制度から新しい試験制度になった。本書は新試験制度に対応したテキストである。第一次検定は旧学科試験で求められていた知識問題を基本に，旧実地試験で出題されていた施工管理法の基礎的な能力問題が追加，出題された。前年度の問題を検討して，ていねいに内容を見直した。

近年の話題作のランドスケープを続々と手がけているのが、スタジオテラ（石井秀幸＋野田亜木子）。地域の人びとを巻き込みながら、人が集まる場所へと変えていくランドスケープは、いかにして生まれたか。この本は、スタジオテラ独自の設計術を、「はみだし」をキーワードにして図版多数とともに解き明かしていく。

ビル管理試験の受験対策書。出題傾向をとらえた一問一答形式の問題と、左頁に問題・右頁に解答を置いた見開き構成で、効率的にテンポよく学習できる。過去の試験問題から、出題頻度の高い約2000の選択肢を厳選し、選択肢を一問一答の〇×形式の問題に変えて掲載。コンパクトサイズで、時間や場所を選ばずに、一問一答にチャレンジできる。

本書は、庭園の歴史、ガーデニング、都市の環境緑化、河川の造園、緑にかかわる仕事まで、「造園」に関わる知識を見開き単位で展開した、学生や実務者必携のガイドブックである。今回の改訂では、社会情勢の変化や法律の改訂などを中心に見直し・新規追加を行なった。

住まいとインテリアの計画・設計に必要な基礎知識を、10章でまとめた、初学者に最適な教科書。2007年出版以降の法令基準、また機器などの変化に対応し、また社会の中で、消費者として住まい手に求められる知識についても見直した。多様化する現代の生活の中で、住まいとインテリアについて必要な知識を網羅している。

“窓”を介した建築の内と外の関係性について、その構造と様相の多様性を分析した論考集。考察対象は、時代や洋の東西を問わず、絵画から彫刻、そして自作を含めた建築と都市空間にまで及んでいる。その目的は現代建築の今後の在り方の提案であり、今日までに至る多様な様相を、近世から古代まで遡る長い歴史的背景も視野に入れて述べる。

VBAでプログラミングを行い，Excelのグラフ機能などを用いて結果を確かめることで，確実にプログラミング技術を習得できる構成となっている．

改善指導の先駆者と呼ばれた新郷重夫氏の言葉が、現代によみがえる。モノづくりをはじめ多様な実務の｢現場｣で働く人に、目の前のカイゼンにつながるヒントにあふれた言葉を厳選して収録した、新郷重夫イズムが詰まった一冊。

長年、トヨタで生産技術講習を担当した著者が体系化した工場改善･生産管理の基本方式とトヨタ生産方式を対比して考察。トヨタ式の本質を正しく理解し、適用する手法と体系に触れることで、現代の生産システム再構築に役立てる。

首相就任目前の著者が1972年（昭和47年）に発行し、政策本としては異例の91万部を超える大ベストセラーを記録した書籍の復刻版。「国土の均衡ある発展」を掲げ、1970年代の「日本のかたち」をどのように描いていくか、その処方箋を豊富なデータと具体的な政策を交えながら提言している。大都市と地方の格差解消、高まる環境問題への対処、デジタル化の推進など、現代にも共通する多くの古くて新しい課題にも向き合っている。　同じジャンルの商品

環境計量士試験［濃度・共通］の問題集。過去7回分の試験問題を、試験科目ごとに分類・整理し、頻出・重要問題をていねいに解説。毎年、繰り返して出題される内容が多く、かつレベルの高い問題が多いので、問題に対する解説は可能な限り選択肢ごとに詳細に行った。各選択肢に詳しい解説を掲載しているので、1冊で試験傾向の把握と対策が行える。

バイオマス利用の基礎理論と，特にマテリアル利用とエネルギー利用のための実際の技術，生物資源の生産や収穫などに関わる機械作業や乾燥操作，食の安全，環境影響評価，SDGsとの関わりなど，社会実装に至る話題を取り上げている。

環境問題を扱う技術者だけでなく市民や学生も対象に，ごみ問題，リサイクルに係る社会動向や法制度をわかりやすく解説し，エネルギー・環境の先進事例と技術を中心に，いかにすればごみゼロ社会が実現できるかを論じている。