創造的な食育ワークショップ
金丸 弘美 著
内容
目次
はじめに――食のワークショップとは Ⅰ ワークショップの背景 1 「食育基本法」ができてから 食育の推進 「食育推進基本計画」 「マクガバン報告書」 2 なぜ日本ではうまくいかないのか 食育って何? なぜ広がらないのか 求められる考え方と人材 3 食育の政策に必要なもの 味覚のワークショップ 本物の味わい 4 スローフード協会で行われているワークショップ 味覚は文化である チーズのワークショップ サローネ・デル・グスト 5 食育が地域の特産品作りと町の個性を生む 食のブランド化 基本の食材を知る Ⅱ ワークショップの作り方 1 誰に向けて作るのか お互いが知ることから始める 米を観察する 塩を観察する 子どもの頃ほど味がわかる 費用はどのくらいかかるのか 2 ワークショップの食材のテキスト作り 食材の資料 専門の試験機関との協力 3 テイスティングシートの作り方と使い方 4 味覚の表現とワークショップの進め方 素材を主体としたワークショップ 現地で行う場合や調理をする場合 幼稚園や小学校で行う場合 Ⅲ 個性を育むさまざまなワークショップ 1 学校で行う 幼稚園――秋の果物 小・中学校――塩とおにぎり 高校――カボス 親子教室――おにぎり 2 料理人とともに 農家で作ったサフランのパエリア バターの違いを知る 3 農家・漁港とともに 牧場で味わう搾りたてのミルク――東京都八王子市 種から知る――埼玉県「かあちゃん塾」 シェフと主婦で本格ブイヤベース作り――大分県佐伯市 4 町とともに――佐賀県唐津市での事例 磯魚のフレンチフルコース 生ガキを使ったイタリアンフルコース 漁港の魚でのブイヤベース 原木栽培のシイタケ狩り 生ハーブとデコポンのマリアージュ 名護屋城跡での地場産魚の鮨 棚田の米のおむすび イチゴのドレッシングとデザート 山の野菜を使った料理 自然薯とムカゴの老舗旅館 参考文献 資料
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