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ウィーンに六段の調~戸田極子とブラームス~

萩谷 由喜子  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2021年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 222p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784120054464
商品コード 1033254142
NDC分類 289.1
個人件名 戸田/極子
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年07月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033254142

著者紹介

萩谷 由喜子(著者):萩谷由喜子

東京生まれ。音楽評論家、ジャーナリスト。女性音楽家を中心に音楽史を研究。幼時よりピアノ、日本舞踊、長唄、筝曲の稽古に通い、立教大学で西洋音楽史を学ぶ。卒業後音楽教室を主宰。中国のFMラジオ、クラシック音楽番組の放送原稿執筆を機に本格的に音楽評論の道に入る。日本三曲協会会員、山田流協会会員、ミュージック・ペンクラブ・ジャパン会員。 著書に、『五線譜の薔薇――音楽史を彩る女性たち』、『幸田姉妹――洋楽黎明期を支えた幸田延と安藤幸』、『田中希代子――夜明けのピアニスト』、『音楽史を彩る女性たち――五線譜のばら2』『ショパンをめぐる女性たち』(以上、ショパン)。『諏訪根自子』(アルファベータ)など。

内容

岩倉具視の娘極子は、幕末維新期の動乱の中で育ち、旧大垣藩主戸田氏共と結婚。ダンスと英会話が得意な彼女は、鹿鳴館の名花とうたわれた。

 夫がオーストリア・ハンガリー特別全権公使に任命され、ともにウィーンへ。戸田家の音楽教師ボクレットは極子の演奏する日本の楽曲を採譜し、出版。ブラームスはその楽譜を手に極子実演を聞き、楽譜に書き込みを行った。

 極子は日本と西洋音楽の交流の一端を担った。また、彼女の縁戚に連なるヘーデンボルク兄弟が現在ウィーン・フィルに在籍するなど、興味深いエピソードも紹介。

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