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シェーンベルク書簡集~世紀末ウィーンの一断面 一八九一年〜一九〇七年五月~
イーサン・ハイモ,
ザビーン・ファイスト
編
佐野 旭司
翻訳
発行年月 |
2023年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
550p,36p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/音楽 |
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ISBN |
9784276131538 |
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商品コード |
1035757153 |
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NDC分類 |
762.346 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年03月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035757153 |
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著者紹介
イーサン・ハイモ(編者):バル=イラン大学教授。著書に Schoenberg's Serial Odyssey(1990)、Haydn's Symphonic Forms(1995)、Schoenberg's Transformation of Musical Language(2006)などがある。
ザビーン・ファイスト(編者):アリゾナ州立大学教授。主な論文に Der Begriff "Improvisation" in der neuen Musik(1997)、Schoenberg's New World: The American Years(2011)などがある。後者はアメリカ音楽学会ローウェンス賞を受賞。サヴァリン・ネフと共に、9 巻からなる Schoenberg in Words(Oxford University Press)の共編者を務める。
佐野 旭司(翻訳):青山学院大学文学部卒業。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程および博士後期課程修了。博士(音楽学)。東京藝術大学音楽学部教育研究助手、同非常勤講師を務めたのち、オーストリア学術交流局(OeAD)ポストドクター研究員として約2年間ウィーンに滞在。主な研究領域は世紀転換期ウィーンの音楽史。論文に「アルノルト・シェーンベルクの「発展的変奏」:その手法の変遷を中心に」(日本音楽学会機関誌『音楽学』)などがある。
内容
作曲家アルノルト・シェーンベルク(1874-1951)が1891年から1907年5月までに文通した、300もの手紙を英訳した書簡集の日本語版。新ウィーン楽派を形成し、表現主義、無調、十二音技法を牽引、今もなお現代音楽やポップカルチャーに影響を与えつづける音楽史上最大の風雲児の素顔とは――
本書には、アルマ・マーラーやグスタフ・マーラー、リヒャルト・シュトラウス、ツェムリンスキー、ブゾーニ、ベルク、ウェーベルン、作家カール・クラウスをはじめ世紀末ウィーンの大芸術家との手紙を多数収録。またシェーンベルクの初期作品《浄夜》や《グレの歌》、《ペレアスとメリザンド》、弦楽四重奏曲第1番、さらにツェムリンスキー《人魚姫》の作曲背景を知ることができる。楽譜商との応酬、赤裸々な恋愛模様、当時の衣食住についての記述も興味深い。
シェーンベルク研究者の執念、ここに結実。19世紀末から20世紀初頭にかけての、ウィーン楽壇の動向が鮮やかに浮かび上がる。