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経済学者の勉強術~いかに読み、いかに書くか~
根井 雅弘
著
発行年月 |
2019年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
236p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/経済学説・経済思想 |
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ISBN |
9784409241233 |
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商品コード |
1029054136 |
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NDC分類 |
330.7 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2019年02月5週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2019/02/24 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029054136 |
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著者紹介
根井 雅弘(著者):1962年宮崎県生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。同大学大学院経済学研究科教授。著書に「英語原典で読む経済学史」「来るべき経済学のために」など。
内容
好きな本を、好きな方法で読めばいい――。経済学史研究者にして書評家の著者が、自身の来歴をふまえて伝える読書と勉強のワザ。幅広い知識の吸収、語学力、古典の重要性を語るとともに、経済学史の新たなアプローチも示唆。清水幾太郎、菱山泉、伊東光晴などとの交流、経済学者の裏話も満載で、学問の「効用」が伝わる一冊。
プロローグ――清水幾太郎先生のこと
第一章 好きな著者に親しむ
第二章 古典をどう読むか
第三章 文章を書く
第四章 書評の仕事について
第五章 新しいアプローチを求めて
第六章 未来志向の学問を
エピローグ――再び読書について
「〔『知的生活』で〕ハマトンは、一日二時間の読書を推奨している。これは第一線で活躍するビジネスマンには厳しい要求だ。睡眠時間を削るのはメンタルヘルスに悪影響を及ぼすので、すすめられない。二時間は無理だろうから、せめて三〇分、できれば一時間の時間を作ってほしい。三〇分でも長年実践していれば、新書一冊くらいは読めるようになる。専門書でも三〇分で一章ほど読めるようになれば、遠からずその本は読み終わる。この経験を積み重ねていかねばならない。継続が大事である。毎日継続することはもちろん、読書が中断されてもならない。」(本書より)