丸善のおすすめ度
「本読み」の民俗誌~交叉する文字と語り~
川島秀一
著
発行年月 |
2020年06月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
14p,297p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学 |
---|
|
|
ISBN |
9784585230816 |
---|
|
商品コード |
1031772691 |
---|
NDC分類 |
382.123 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2020年07月4週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031772691 |
---|
著者紹介
川島秀一(著者):1952年生まれ。東北大学災害科学国際研究所シニア研究員。専門は民俗学。
著書に『漁撈伝承』(法政大学出版局、2003年)、『憑霊の民俗』(三弥井書店、2003年)、『津波のまちに生きて』(冨山房インターナショナル、2012年)、『海と生きる作法』(冨山房インターナショナル、2017年)などがある。
内容
宗教的な講や田の水引きの農作業など村人が集まる機会に、独特の節回しで本を読んで聞かせる人びと、ホンヨミ。彼らによって読み伝えられた物語や由緒は、語り継がれ、また、時には書き写されながら、地域社会の共通の知となっていった。
地域社会において、〈本〉は、そして〈読む〉ことと〈書く〉ことはどのような意味を持っていたのか。三陸地方を中心に、ホンヨミに触れてきた人びとへの直接の取材から浮かび上がる民俗社会を描き出す。