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ピアノ・ノート~演奏家と聴き手のために~
チャールズ・ローゼン
著
朝倉 和子
翻訳
発行年月 |
2018年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,227p,14p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/音楽 |
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ISBN |
9784622087526 |
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商品コード |
1028421939 |
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NDC分類 |
763.2 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2018年11月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028421939 |
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著者紹介
チャールズ・ローゼン(著者):1927〜2012年。ニューヨーク生まれ。プリンストン大学で博士号取得(フランス文学)。コンサート・ピアニスト、音楽批評家・理論家。著書に「シェーンベルク」「ソナタ諸形式」など。
内容
万能でパワフル、しかしもっとも誤解されているピアノという楽器。ピアノの音はどこで作られるのか。指は細長いのが理想? 和音はなぜ人を感動させるのか。ベートーヴェンはピアノを使わずに作曲し、モーツァルトはピアノに頼りそれを恥じていた。優れた調律師は優れたピアニストより少ない。コンサート会場の聴衆の咳は何を意味するか。レコーディングで「切り貼り」を目立たなくするコツ。――軽妙なタッチの逸話でローゼンが語るのは、ピアノが19世紀のクラシック音楽を牽引し、そして衰退していった物語だ。世界的なコンサート・ピアニスト=西洋音楽史と文学に詳しい理論家が、80歳を目前にしてその経験と知恵を結集した、味わい深く痛快なエッセイ。ここにはピアノ演奏の苦しみと歓びが、演奏家、定年でピアノを始めた人、CDでもっぱら聴く人、みんなのために書かれている。「音楽について物を書く人間で、ローゼンのような才能をもつ者は他にいない」(エドワード・サイード)