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書評掲載

狐物語(福音館古典童話シリーズ 42)

レオポルド・ショヴォー  編
山脇百合子  翻訳
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価格 \2,530(税込)         

発行年月 2015年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 437p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/フランス文学
ISBN 9784834081763
商品コード 1017926412
NDC分類 951.4
書評掲載誌 毎日新聞 2015/07/19
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1017926412

著者紹介

レオポルド・ショヴォー(編者):レオポルド・ショヴォー  レオポルド・ショヴォーは、故・堀内誠一さんが骨董店の箪笥から発見した一冊の本を導きの糸として、堀内さんと福音館書店が協働して“再発見”した異色のフランス人作家・画家・彫刻家(にして外科医師)です。「20世紀のラ・フォンテーヌ」とも呼ばれる寓話的な物語群、「白と黒の魔法」と讃えられる独自の味わいを持つ絵の数々は、〈ショヴォー氏とルノー君のお話集〉に集約されています。悲運の、と形容するしかない過酷な人生を送ったショヴォーは、その奥深い内面を小説にも表現し、また、中世から脈々と読み継がれた古典の現代語訳にも投影したのでした。
山脇百合子(翻訳):山脇百合子  山脇百合子さんは、『ぐりとぐら』を始め多数の傑作を世に送る絵本画家として押しも押されもしない存在ですが、そのフランス語力も抜群。〈オリヴィエ少年の物語〉も、作品を評価した山脇さんの強い推挙により企画化したものです。本書の底本を抄訳し絵をつけた『きつねのルナール』、アンリ・トロワイヤ作『ユーリーとソーニャ』で翻訳者としての実力を十二分に示しました。石井桃子さんとともに訳に関わった〈ペール・カストール画帖〉のことはご存じでしたか?

内容

フランス中世に成立した『狐物語』は、赤毛の性悪狐・ルナールが知恵の限りをつくして森の動物や農村の人間たちとわたりあい、またライオンのノーブル王が君臨する宮廷にあってさまざまに策略をめぐらすお話の集成です。多くの国や地域にも広まり親しまれている動物叙事詩の代表作に、『年をとったワニの話』のL.ショヴォーが絵をつけた現代語版を、読みやすく生き生きした日本語に移しました。巻末の充実した解説も必読です!

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