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戯れる江戸の文字絵~十返舎一九『文字の知画』よみがえる大衆の笑い~

楊暁捷  著

板坂則子  監修
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価格 \2,310(税込)         

発行年月 2022年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 159p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784837306924
商品コード 1035348397
NDC分類 913.55
基本件名 文字の知画
個人件名 十返舎/一九
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年01月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035348397

著者紹介

楊暁捷(著者):カナダ・カルガリー大学教授。京都大学博士(文学、1989年)。日本中世文学、特に絵巻を研究。古典の教育鑑賞におけるデジタル技術の応用に関心を持つ。2016年春、旭日小綬章受章。主な著書に『鬼のいる光景』(角川書店、2002年)、『デジタル人文学のすすめ』(共編、勉誠出版、2013年) など。
板坂則子(監修):専修大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程終了。東京大学博士(文学)。国際浮世絵学会常任理事。江戸時代の文学文化、特に戯作(江戸時代後期小説)、曲亭馬琴を研究。主な著書に『曲亭馬琴の世界 戯作とその周縁』(笠間書院、2010年)、『江戸時代恋愛事情 若衆の恋、町娘の恋』(朝日選書、2017年)、『戯作と艶本 馬琴から英泉へ、艶本化の水流』(武蔵野書院、2022年) など。

内容

絵の中に文字を表す「文字絵」。
たとえば、有名な「へのへのもへじ」では、文字の形が顔の要素をかたどっています。
本書は、そのような文字絵に川柳、狂歌、短歌などを添えた、
十返舎一九の滑稽本『文字の知画』(もんじのちえ)を現代語読みにしました。
一九の綴った言葉への見解を交えて、わかりやすく解説しています。
時は今から200年ほど前、
登場人物は、江戸の町で働く商人や町人を中心に、
花街の人々や旅人、武士、また町中をあてもなく彷徨う者など、
老若男女総勢41人に犬1匹。
彼らのよもやま話や尾籠な話、その悲喜こもごもに、
現代に生きる私たちはギョッとしたり苦笑したり、
時に微笑ましく感じたりするかもしれません。
一九が見つめた「江戸の市井の笑い」が垣間見える1冊です。

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