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日本の夜の公共圏~スナック研究序説~

谷口 功一, スナック研究会  著

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価格 \2,090(税込)         

発行年月 2017年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 216p,4p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業
ISBN 9784560095478
商品コード 1024656735
NDC分類 673.98
基本件名 スナック
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2017年07月5週
書評掲載誌 朝日新聞 2017/09/10、読売新聞 2017/12/24
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024656735

著者紹介

谷口 功一(著者):1973年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。首都大学東京・法学系教授。スナック研究会代表。専門は法哲学。著書に「ショッピングモールの法哲学」など。

内容

二次会で失敗する前に確認すべき近代日本の「社交」のかたち サントリー文化財団が奇妙な団体に助成金を出したと話題になっている。その名も「スナック研究会」。研究題目は「日本の夜の公共圏――郊外化と人口縮減の中の社交のゆくえ」という。 スナ研のHPによると、「日本に十万軒以上もあると言われる「スナック」について、学術的な研究がまったく存在しないことに憤り」を感じて決起したという。目指す到達点は以下になる。 〈スナックは、全国津々浦々どこにでもあるが、その起源・成り立ちから現状に至るまで、およそ「研究の対象」とされたことは、いまだかつて、ただの一度もない。本研究では、社会的にはおよそ真面目な検討の対象とはされて来なかった、このスナックという「夜の公共圏」・「やわらかい公共圏」に光を当てることで、日本社会の「郊外/共同体」と「社交」のあり方を逆照射することを目指すものである。〉 調べた結果は仰天するものばかり。「夜明るい街でスナックが増えると投票率が上がる」「夜暗い街でスナックが多くなっても年金納付率は下がらない」。人工衛星による夜間平均光量データまで駆使して出てきた統計結果にメンバーも困惑するしかない……

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