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マニラ・ガレオン貿易~陶磁器の太平洋貿易圏~
宮田 絵津子
著
発行年月 |
2017年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
5p,202p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/英独仏以外のヨーロッパ史 |
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ISBN |
9784766424713 |
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商品コード |
1025642017 |
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NDC分類 |
236.05 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年12月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025642017 |
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著者紹介
宮田 絵津子(著者):1970年生まれ。立教大学大学院文学研究科史学専攻修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(RPD)、立教大学兼任講師。専門は歴史学・考古学。
内容
▼陶磁器から眺望する世界的流通網 スペイン人による銀と絹の交易と考えられてきたマニラ・ガレオン貿易。 しかしその実態は、より様々な勢力とモノが入り乱れる、利権の坩堝だった。 考古学と文献史料双方から解明する、新たな貿易像。 16世紀から17世紀にかけて興隆をみせたガレオン貿易。 マニラを起点に太平洋を横断し、アメリカ大陸を経てイベリア半島に至る 世界的な流通は、ヨーロッパのライフスタイルまでをも変質させた。 しかし、従来スペイン人が独占してきたとされるこの貿易は、 ポルトガル人、中国人、コンベルソ、その他数多の勢力が時に対立し、 時に協働しながら構築されたものだった。 陶磁器の考古学的分析と文献史料の渉猟により、 マニラ・ガレオン貿易におけるモノと人の交錯を巨視的に捉えなおす力作。