【MeL】「電気ショック」の時代 ―ニューロモデュレーションの系譜―
エドワード・ショーター, デイヴィッド・ヒーリー 著
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内容
目次
第1章 精神医学のペニシリン?第2章 「統合失調症の経過における生物学的介入についての諸実験」精神医学におけるショック療法の幕開けマンフレート・ザーケルとインスリン昏睡療法ラディスラウス・メドゥナとけいれん誘発――メトラゾール療法第3章 「電気で治る狂気」ウーゴ・チェルレッティとECTの発明最初の電気ショック治療前進ヨーロッパ時代のカリノフスキー第4章 大学病院から精神科病院へ――ショック療法は海を渡るインスリンの時代メトラゾールの時代電気けいれん療法の成功ニューヨーク時代のカリノフスキーECTはアメリカ全土に広がる第5章 寝椅子か、治療台か?精神分析とECT――愛と憎しみの関係アキレスの踵不信の克服外来患者へのECT第6章 ECTはゾンビを作らず患者の不安記憶の喪失インドクロン――「非電撃」療法骨折「脳へのダメージ」やむを得ないことをよしとする?――当時のいくつかの治療第7章 「脳を焼かれる!」ECTの奇妙な衰退映画に描かれたECTECTに背を向ける知識階級ECTを放棄した精神医学第8章 「ベスレム精神科病院」の終焉と精神薬理学の時代抗精神病薬とECT抗うつ薬とECT精神薬理学の地平にたちこめる暗雲ECTと製薬業界第9章 揺れる振り子――政治・法律・医療文化の変化がECTに与えた影響反精神医学サバイバーインフォームド・コンセントミッチェルとインフォームド・コンセント「公的な医療費補助」を受けている人にはインフォームド・コンセントに対していかなる権利があるのか?「ちきしょう! 早く息をしやがれ」記憶戦争恐怖から損傷へしかしなぜ記憶が?第10章 エレクトロガールと新しいECT「治療抵抗性」の症例回帰のはじまり回帰――ニューヨークの状況支援の波心理学者たちとECT逆転!国際的な状況第11章 磁気刺激と埋込型装置――新世紀の最新治療?経頭蓋磁気刺激精神医学におけるTMS脳を可視化する左か、右か?疑わしいときには電気を流せ――電磁気学の誘惑迷走神経刺激法深部脳刺激新時代の幕開け?第12章 エピローグ――不合理な科学訳者解題原注索引
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