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「みんなの学校」から社会を変える~障害のある子を排除しない教育への道~(小学館新書 352)
木村 泰子,
高山 恵子
著
発行年月 |
2019年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
206p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/教育学/教育学・教育思想・教育史 |
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ISBN |
9784098253524 |
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商品コード |
1030582264 |
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NDC分類 |
370.4 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2019年09月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030582264 |
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内容
すべての子どもを幸せにする教育への道筋
障害のある子もない子も、すべての子どもが同じ場で学び合い育ち合う大阪の公立小学校の日常を追ったドキュメンタリー映画「みんなの学校」。2015年2月に封切られてロングランヒットし、文部科学省特別選定作品にも選ばれて、封切りから4年以上経つ今も、全国各地で自主上映が続いています。
本書は、映画「みんなの学校」の舞台となった大阪市立大空小学校の学校づくりに開校当初から関わった木村泰子初代校長と、ADHDなど高機能発達障害がある人の支援と教育活動を長年行ってきたえじそんくらぶ代表・高山恵子氏による対談本です。
「みんなの学校」の中で、なぜ子どもたちは、あれほどいきいきと輝いていたのか? 障害の有無に関わらず、すべての子どもが幸せに生きていくために、私たち大人は、今、何をすればいいのか? 二人の深く熱い対話により、「みんなの学校」を観た多くの人が感じる疑問が一つひとつ具体的に解き明かされていきます。これからの教育のあり方の指針となる、子どもに関わるすべての大人必読の1冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
どうすれば、「みんなの学校」の映画のように、障害のある子もない子も、すべての子どもがいきいきと自分らしく成長できるのか?具体的な道筋を明らかにする、これからの教育の指針となる1冊です。教育関係者のみならず、子どもに関わるすべての大人に、ぜひ読んでいただきたい本です。
【著者プロフィール】
木村泰子(きむら・やすこ)
大阪市立大空小学校の初代校長。障害の有無に関わらず、すべての子どもが互いの個性を生かしつつ同じ場で学び合える教育を具現化した。2015年、45年間の教員生活を終え、現在は講演活動で全国を飛び回る。著書に『「みんなの学校」が教えてくれたこと』『「みんなの学校」流・自ら学ぶ子の育て方』(ともに小学館)などがある。
高山恵子(たかやま・けいこ)
NPO法人えじそんくらぶ代表。臨床心理士。昭和大学薬学部卒業後、約10年間学習塾を経営。アメリカトリニティー大学大学院教育学修士課程修了、同大学院ガイダンスカウンセリング修士課程修了。ADHDなど高機能発達障害のある人のカウンセリングと教育を中心に、ストレスマネジメント講座などにも力を入れている。『特性とともに幸せに生きる』(岩崎学術出版)など著書多数。