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統計力学入門(物理学講義)
松下 貢
著
発行年月 |
2019年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
12p,215p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/理工学/物理学/理論物理学 |
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ISBN |
9784785322670 |
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商品コード |
1030565946 |
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NDC分類 |
421.4 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2019年08月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030565946 |
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著者紹介
松下 貢(著者):中央大学名誉教授、理学博士。1943年 富山県生まれ。東京大学工学部卒業、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。日本電子株式会社開発部、東北大学助手、中央大学助教授・教授などを歴任。主な著訳書に「物理学講義シリーズ」『物理数学(増補修訂版)』『フラクタルの物理(I)(II)』(以上 裳華房)、『医学・生物学におけるフラクタル』(編著、朝倉書店)、『カオス力学入門』(翻訳、啓学出版)、『キリンの斑論争と寺田寅彦』(編著、岩波書店)などがある。
内容
教室で黒板を前に語りかけるような解説で、“丁寧でわかりやすい”と定評のある松下貢先生による「物理学講義シリーズ」の最終巻。
本書は、微視的な世界と巨視的な世界をつなぐ統計力学とはどのように考える分野であるかを、はじめて学ぶ方になるべくわかりやすく解説することを目標にしたものである。
まず最初に、サイコロを例に確率・統計の考え方について解説した後に、そこから自然と統計力学の考え方へと入っていくようなストーリーになっている。これは、サイコロ投げの背後にある基本的な規則性を浮き彫りにすることで統計力学の最も重要な前提となる原理を紹介し、そこから統計力学の骨組みを解説することが、他の分野との違いをはっきりと浮き上がらせることになり、一見遠回りのようでも、初学者にとっては理解の早道ではないかと思われるからである。
「物理学講義」シリーズの掉尾を飾るに相応しい、松下先生渾身の一冊。
◆本書の特徴◆
・初学者が陥りやすい下記の(1)~(3)に丁寧に対応しました。
(1) 与えられた状態(問題)に対して、何から手をつければよいのかがわからない。
→ 問題に対するアプローチの仕方(目の付け所)を解説しました。
(2) アプローチの仕方がわかっても、どのアンサンブル(統計集団)を用いればよいのかがわからない。
→ どのアンサンブルを用いるのかを明示しました。
(3) 用いるアンサンブルがわかっても、途中で何を求めているのかがわからなくなる。
→ いまここでは何をしようとしていて、出てきた結果は何を意味しているのかを丁寧に解説しました。