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物理学を志す人の量子力学
河辺 哲次
著
発行年月 |
2020年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
11p,312p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/理工学/物理学/理論物理学 |
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ISBN |
9784785322717 |
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商品コード |
1032435617 |
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NDC分類 |
421.3 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2020年12月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032435617 |
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著者紹介
河辺 哲次(著者):九州大学名誉教授、理学博士。1949年 福岡県に生まれる。東北大学工学部卒業、九州大学大学院理学研究科博士課程修了。高エネルギー物理学研究所助手、九州芸術工科大学助教授・教授、九州大学教授などを歴任。専門は素粒子論、場の理論におけるカオス現象。
内容
本書は、基礎からしっかりと学びたいと考えている人向けに執筆された量子力学のテキストである。
量子力学は、電子などのミクロな粒子がもつ「粒子と波動の二重性」を基礎にしてつくられており、日常生活の常識が通用しないため、初学者にとっては、力学や電磁気学を学んだときのような「わかった!」「解けるようになった!」という“嬉しい”実感がなかなかもてない。しかし、大切なことは、量子力学的な世界像(ミクロな世界に対する物質像や自然観)と量子力学のリテラシー(法則や概念を正しく理解して、量子力学的な諸問題に適用できる能力)だと考える。
そこで本書では、量子力学が“わかって使える”ようになることを目標に、数式が表している量子状態の意味や「ここでは何を求めているのか」などの点についてわかりやすく丁寧に解説し、とくに学習者が戸惑うことの多い「ブラ・ケットの意味やその扱い方」を懇切丁寧に説明した。また、章末問題の解答はかなり詳しく記載して、学習の便をはかった。
さらに、量子力学が完成するまでの背景やそれに関わった物理学者の思考過程などにも触れており、その部分を追って読むだけでも、量子力学の面白さ・不思議さを感じることができる書となっている。
【主要目次】
1.量子力学のリテラシー 2.前期量子論 3.ミクロな世界を記述する式 4.波動関数 5.量子力学の前提 6.量子力学と古典力学との関係 7.ポテンシャル問題 8.調和振動子 9.角運動量と固有関数 10.水素原子 11.ディラックのブラ・ケット記法 12.スピン 13.摂動論 14.量子力学の検証と応用