丸善のおすすめ度
指紋と近代~移動する身体の管理と統治の技法~
高野 麻子
著
発行年月 |
2016年02月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
265p,22p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/社会医学/法医学 |
---|
|
|
ISBN |
9784622079675 |
---|
|
商品コード |
1019617211 |
---|
NDC分類 |
498.92 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2016年03月4週 |
---|
書評掲載誌 |
読売新聞 2016/03/13、毎日新聞 2016/03/20、日本経済新聞 2016/04/03、朝日新聞 2016/04/10 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1019617211 |
---|
著者紹介
高野 麻子(著者):1981年東京生まれ。一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻博士課程単位取得退学。博士(社会学)。明治薬科大学薬学部講師。専門は歴史社会学、移動研究。
内容
個人の生体認証技術を考えるとき、すぐ思いつくのは指紋である。「終生不変」「万人不同」という特徴をもつ指紋を生かした指紋法は、19世紀末イギリスの植民地インドで生まれたが、その後、日本の満州国で発展をとげ、現在に至っている。そこには、犯罪者を含め移動する人々、ひいては全国民を管理・統治しようとする国家の狙いがあった。実証と構想を併せてその歴史と現在を初めて描いた力作。