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民主主義の内なる敵
ツヴェタン・トドロフ
著
大谷 尚文
翻訳
発行年月 |
2016年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
246p,4p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/政治思想史・政治理論 |
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ISBN |
9784622085126 |
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商品コード |
1021583065 |
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NDC分類 |
311.7 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2016年09月1週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2016/10/16 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1021583065 |
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著者紹介
ツヴェタン・トドロフ(著者):1939年ブルガリア生まれ。ロラン・バルトの指導のもとに「小説の記号学」を著し記号学的文学批評の先駆をなす。「歴史のモラル」でルソー賞を受賞。
内容
「民主主義はその行き過ぎによって病んでいる。そこでは自由は暴政と化し、人民は操作可能な群集へと姿を変える。進歩を促進しようとする欲望は、十字軍の精神に変化する。経済、国家、法は万人の開花のための手段であることをやめ、いまや非人間化のプロセスの性質を帯びている」今日、民主主義の危機は外部(ファシズム)からやって来るのではない。民主主義みずからが内なる敵を生み出し、自身の存立を脅かす。すなわち、政治的メシア信仰、個人の専横、新自由主義、ポピュリズム、外国人嫌いである。シリア内戦、IS、難民、テロ――現在時の危機を通じて、「進歩、自由、人民」というリベラルな理念がいかに社会全体の幸福を危うくするかを抉り出す。みずからもブルガリアからの移民であるフランス思想界の大御所が、民主主義の再生へ向けて新たな多元主義と共存の方途を探る、渾身の現代政治文化論。