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訳された近代~文部省『百科全書』の翻訳学~

長沼 美香子  著

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価格 \6,380(税込)         

発行年月 2017年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 20p,389p,29p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典
ISBN 9784588445057
商品コード 1023941829
NDC分類 033
基本件名 文部省百科全書
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2017年04月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023941829

著者紹介

長沼 美香子(著者):愛知県生。通訳翻訳者。立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科特任准教授を経て、神戸市外国語大学外国語学部英米学科准教授。広島大学卒業、同大学院修士課程修了。オークランド大学大学院文部省国費派遣交換留学。マッコーリ大学大学院修士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。専門は機能言語学、通訳翻訳学。NHK『ニュースで英会話』原稿執筆、共編著に『日本の翻訳論』(法政大学出版局)、共訳書に『通訳学入門』『翻訳学入門』(みすず書房)ほか。

内容

明治初期、当時一流の洋学者たちを総動員して進められた、文部省主導の大規模な翻訳プロジェクトがあった。英国の百科事典を70名以上に及ぶ翻訳者・校正者が協働して日本語訳し、最先端の西洋文明を紹介した全97編の出版事業は、近代日本の言語・文化・学問に何をもたらしたのか。事業の概観とともに、各分野の主要翻訳語に着目し、翻訳学の視点から初めて総合的にアプローチした画期作。

〈推薦〉柳父章氏
近代日本の精神にとって、「百科全書」は「黒船」であった。
──「黒船」が封建社会日本を極めて短期間に改編したように、文部省『百科全書』の翻訳は、未知なものを未知なままに受け入れて、「近代日本」の精神、文化をつくりあげていったのだ。 本書には、その次第が精細に描かれている。

〈推薦〉小森陽一氏
翻訳学の画期的業績としてだけでなく、日本近代史、明治思想史、社会文化史にも大きな学問的貢献。

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