【MeL】地方暮らしの幸福と若者
轡田 竜蔵 著
※表示価格は「学術機関向け・同時1アクセス」の価格となります。ご注文を承った際には、実際のご契約内容により算出した価格でご請求いたします。
内容
目次
序 章 本書のあらまし 序-1 趣旨 序-2 データと構成 序-3 対照的な二つの調査地──「まち」の安芸郡府中町と「いなか」の三次市 第Ⅰ部 総論・理論編 第1章 総論:「地方暮らしの幸福論」の時代と若者 1-1 若者の地方暮らしの描かれ方 1-2 「地方暮らしの幸福」の捉え方 1-3 小括──コミュニティの幸福ではなく、個人の潜在能力に着目する 第2章 「地方暮らしの若者」の社会的実態の分析視点 2-1 「地方」の多様性をどう類型化するか 2-2 「地方中枢拠点都市圏」の若者/「条件不利地域圏」の若者 2-3 居住歴の多様性──「地元」中心のバイアスを避ける 2-4 小括──行政区分ではなく、個人の生活圏から考える 第3章 「地方暮らしの幸福」の規定要因──広島二〇~三〇代調査の統計分析から 3-1 地域間の満足度格差 3-2 満足度格差と経済的要因 3-3 満足度格差と存在論的要因 3-4 小括──地域満足度と主観的な「暮らしの質」との違い 第Ⅱ部 各論・事例分析編 〈デプス・インタビュー対象者の概要〉 第4章 地元定住/地域移動の事例分析(1)──地方中枢拠点都市圏(安芸郡府中町)の場合 4-1 地元に残る/地元に戻る 4-2 地域にひきつけられる 4-3 小括──地方中枢拠点都市圏の求心力 第5章 地元定住/地域移動の事例分析(2)──条件不利地域圏(三次市)の場合 5-1 地元に残る/地元に戻る 5-2 地域にひきつけられる 5-3 小括──条件不利地域圏の求心力 第6章 ライフスタイル──田舎志向と地方都市志向のあいだ 6-1 統計データから見る「大都市志向」「地方都市志向」「田舎志向」 6-2 地方中枢拠点都市圏(府中町)のライフスタイル 6-3 条件不利地域圏(三次市)のライフスタイル 6-4 小括──地域間格差ではなくモビリティ格差 第7章 働き方──「安定志向」とそのオルタナティブ 7-1 統計データから見る仕事についての意識 7-2 「働き方」についての事例分析 7-3 小括──厳しい地域経済の情勢下での「働き方改革」 第8章 社会関係──ソーシャル志向と社会感覚 8-1 社会関係の実態と意識──統計分析から 8-2 「ソーシャル志向」の事例分析 8-3 社会感覚についての事例分析 8-4 小括──「幸福のジレンマ(個人の幸福と社会の幸福のずれ)」を見つめる 終 章 地方暮らしの幸福の成立条件 終-1 本書の結論 終-2 残された課題 あとがき 巻末資料 文献 デプス・インタビュー対象者索引 人名索引 事項索引
カート
カートに商品は入っていません。