専門家をめざす人のための緩和医療学 改訂第2版
内容
目次
【内容目次】 第I章 総論 1.緩和ケア総論 A 緩和ケアの歴史と展望 B 全人的苦痛 C チーム医療 2.緩和ケアのデリバリー A 診断時からの緩和ケア,早期からの緩和ケア B 様々な場における緩和ケアの供給体制の現状と課題 C 人権としての緩和ケア 3.倫理学 A 生命倫理の基礎理論 B 緩和ケアにおける倫理的問題 4.腫瘍学 A がんに関する基礎知識 B がんの管理と治療 5.教育 A 緩和ケア教育の類型化 B 基本的緩和ケアの教育 C 専門的緩和ケアの教育 6.研究 A 研究デザイン B 量的研究 C 質的研究 D 介入を伴う研究 E 研究対象の選択 F アウトカムの測定 G 統計解析の基本原理と臨床的有用性 H そのほか,臨床研究の実施・解釈における注意点 第II章 症状緩和 1.包括的アセスメント A 全身状態,身体機能 B 身体症状,精神症状 C QOL評価 D 予後予測ツール 2.がん疼痛 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 3.倦怠感 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント 4.食欲不振・悪液質症候群 A 概念 B 疫学 C 症候と病態生理 D アセスメント E マネジメントとケア 5.悪心・嘔吐 A 概念 B 疫学 C 原因 D アセスメント E マネジメント F ケア 6.消化管閉塞 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 7.便秘 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 8.下痢 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 9.腹水・腹部膨満感 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア H 腹水以外の腹部膨満感 10.嚥下障害・吃逆 I 嚥下障害 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア II 吃逆 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 11.口腔の問題 I 口腔カンジダ症 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア II 口内炎 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア III 口渇 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 12.黄疸 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 13.呼吸困難 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 14.咳嗽 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 15.胸水 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 16.気道分泌過多 I 死前喘鳴 A 概念・症候 B 疫学 C 病態生理 D アセスメント E マネジメント F ケア II 気管支漏 A 概念・症候 B 病態生理 C マネジメント D ケア 17.下部尿路症状 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 18.上部尿路閉塞・腎不全 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 19.皮膚の問題 I 褥瘡・潰瘍 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア II 掻痒 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 20.神経・筋の障害 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 21.発熱 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 22.不安・抑うつ A 概念 B 疫学 C 危険因子 D アセスメント E 治療 F ケア 23.せん妄 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E 原因 F アセスメント G マネジメント 24.睡眠障害 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 25.リハビリテーション治療(リンパ浮腫) A リハビリテーション医学・医療の基本 B がんリハビリテーションの基本 C がんリハビリテーションの実際 26.臨死期のケア A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 27.治療抵抗性の苦痛と鎮静 A 概念 B 疫学 C アセスメント D マネジメント E ケア 第III章 腫瘍学的緊急症 1.高カルシウム血症 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 2.抗利尿ホルモン不適切分泌症候群(SIADH) A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 3.上大静脈症候群 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 4.肺塞栓症 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 5.大量出血 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 6.脊髄圧迫 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 7.頭蓋内圧亢進症・痙攣 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G ケア 第IV章 特定集団への緩和ケア 1.非がん慢性疼痛 A 概念 B 疫学 C 症候 D 病態生理 E アセスメント F マネジメント G 非がん慢性疼痛に対するオピオイドの使用 H 慢性疼痛に対する集学的アプローチ 2.小児 A 定義と対象,疫学 B 発達 C 倫理面の課題 D 痛みの緩和 E エンドオブライフ期のケアと死別 3.慢性肝疾患 A 背景 B 原疾患に対する治療 C 苦痛と症状緩和 D コミュニケーション,心理的サポート,意思決定 E 肝硬変患者における痛み管理 4.慢性呼吸器疾患 A 背景 B 原疾患に対する治療 C 苦痛と症状緩和 5.心不全 A 背景 B 原疾患に対する治療 C 苦痛と症状緩和 D コミュニケーション,心理的サポート,意思決定 E 疾患に特異的な課題 6.腎不全 A 背景 B 末期腎不全の症状と症状緩和 C コミュニケーションとアドバンス・ケア・プランニング(ACP) 7.神経・筋疾患 A 脳卒中 B 筋萎縮性側索硬化症 C パーキンソン病およびパーキンソン症候群 D 神経疾患の緩和すべき症状とその対処の概略 E コミュニケーション,心理的サポート,意思決定 F 疾患に特異的な課題 8.認知症・高齢者 A 背景 B 原疾患に対する治療 C 苦痛と症状緩和 D コミュニケーション E 疾患に特異的な課題 9.HIV感染症 A 背景 B 原疾患に対する治療 C 苦痛と症状緩和 D コミュニケーション,心理的サポート,意思決定 E 疾患に特異的な課題 第V章 心理社会的・スピリチュアルな側面 1.心理的反応 A がんに対する心理的反応 B 心理的反応への対応 2.コミュニケーション A コミュニケーションの概要 B 緩和ケアにおけるコミュニケーション C 対応が難しい場合のコミュニケーション D 家族とのコミュニケーション E 医療従事者間のコミュニケーション 3.社会的問題 A がん患者が直面している社会的問題 B 社会的問題に対する医療従事者の役割 C 医療ソーシャルワーカーの役割と業務 D 特に配慮すべき社会的問題 4.スピリチュアリティとスピリチュアルケア A QOLと価値観 B 病いの体験 C スピリチュアリティとスピリチュアルペイン D スピリチュアルケア 5.意思決定支援 A 意思決定において考慮すべきこと B 共有型意思決定(SDM) C 緩和ケアにおける意思決定支援 D コミュニケーションツールを用いた意思決定支援 6.アドバンス・ケア・プランニング(ACP) A ACP提起に至る歴史的背景 B ACPの定義と適切な支援方法 C ACPの有用性(Respecting Choicesプログラム) D ACPを進めていくにあたっての留意点 E ACPの実践 7.家族へのケアと遺族へのケア I 家族へのケア A がん患者家族になるということ B 家族への対応 II 遺族へのケア A がん患者遺族になるということ B 遺族への対応 8.医療従事者の心理的ケア A 医療従事者の心理的問題 B 医療従事者の心理的ケアの方法 事項索引 薬剤索引 初版の編集委員会・執筆者一覧
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