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世界で一番美しい「もの」のしくみ図鑑

セオドア・グレイ  著

武井 摩利  翻訳
前島 正裕, 佐々木 勝浩  監修
ニック・マン  イラスト
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \4,180(税込)         

発行年月 2020年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 256p
大きさ 27×27cm
ジャンル 和書/理工学/機械工学/その他の機械
ISBN 9784422500027
商品コード 1031943289
NDC分類 530.4
基本件名 機械工学
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年10月4週
書評掲載誌 毎日新聞 2020/11/14
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031943289

著者紹介

セオドア・グレイ(著者):Theodore Gray/イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で化学を学び、卒業後カリフォルニア大学バークレー校の大学院に進学。大学院を中退してスティーヴン・ウルフラムとともにウルフラム・リサーチを創業し、同社が開発した数式処理システムMathematicaのユーザーインターフェースを担当した。かたわら、「ポピュラー・サイエンス」誌のコラムなどでサイエンスライターとして活躍する。元素蒐集に熱中して自ら周期表テーブル(周期表の形をした机にすべての元素またはその関連物質を収めたもの)を制作し、2002年にイグノーベル賞を受賞。2010年にウルフラムを退職し、iPadやiPhone用アプリの制作会社を立ち上げて、共同創業者兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーとして活動している。主な著書に『世界で一番美しい元素図鑑』、『世界で一番美しい分子図鑑』、『世界で一番美しい化学反応図鑑』(以上創元社)、『Mad Science――炎と煙と轟音の科学実験54』、『Mad Science2――もっと怪しい炎と劇薬と爆音の科学実験』(以上オライリージャパン)などがある。イリノイ州アーバナ在住。
武井 摩利(翻訳):翻訳家。東京大学教養学部教養学科卒業。主な訳書にN・スマート編『ビジュアル版世界宗教地図』(東洋書林)、B・レイヴァリ『船の歴史文化図鑑』(共訳、悠書館)、R・カプシチンスキ『黒檀』(共訳、河出書房新社)、T・グレイ『世界で一番美しい元素図鑑』、『世界で一番美しい分子図鑑』、『世界で一番美しい化学反応図鑑』、J・ラーセン『微隕石探索図鑑』(以上創元社)などがある。
前島 正裕(監修):国立科学博物館理工学研究部科学技術史グループ長。専門は、電気工学、電気技術史、科学教育・科学普及。修士(工学)。1962年生まれ。東京農工大学大学院工学研究科修士課程修了。 国立科学博物館特別展「日本を変えた千の技術博」、特別企画展「情報世紀の主役たち」、企画展「日本を明るくした男達」などを企画・監修。共著に『産業技術誌』裳華房(2010)、『歴史学事典 ものとわざ』弘文堂(2007)など。
佐々木 勝浩(監修):国立科学博物名誉会員・名誉研究員。元国立科学博物館理工学研究部長。専門は、科学技術史(時刻測定の歴史)、科学コミュニケーション。1941年生まれ。東京理科大学大学院理学研究科修士課程修了。国立科学博物館研究報告に和時計に関する10編を越す論文がある。定年退職後、ドイツ、イギリスなど数カ国、百数十件の西洋の塔時計・天文時計の現地調査を行い、2018年には明石市立天文科学館で写真展「天文時計展」を実施した。
ニック・マン(イラスト):Nick Mann/写真家。黒をバックにした美しい写真の撮影を得意とする。『世界で一番美しい元素図鑑』、『世界で一番美しい分子図鑑』、『世界で一番美しい化学反応図鑑』の写真で知られる。スタジオでの撮影のほか、風景写真やステレオ写真の撮影でも活躍している。イリノイ州アーバナ出身だが、キャンピングカーでマウンテンバイク・トレイルの近くを転々としながら暮らしている。

内容

世界的なベストセラーとなった化学図鑑3部作(『世界で一番美しい元素図鑑』『世界で一番美しい分子図鑑』『世界で一番美しい化学反応図鑑』)で、物質の構造の根源を華麗な手腕で解明したセオドア・グレイが、今度は身の回りの「もののしくみ」に挑戦します。

といっても、一筋縄ではいかないのがこの人の面白いところ!

まずは、違法なものを隠すことを阻止するためにアメリカの刑務所で重宝されている「スケルトン家電」というジャンルからはじめ、「鍵」の章ではITの世界で重宝される暗号システム、「時計」の章ではセシウムの原子泉(セシウム・ファウンテン)を使った最高精度の原子時計の説明など、従来の「もののしくみの本」とはまったく違う視点を持ち込みます。

子どもの頃にラジオや時計を勝手に分解して怒られた人から、分解したくてうずうずしていたけれど怒られるのがイヤであきらめた人まで、必読の書です。

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