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陶磁考古学入門~やきもののグローバル・ヒストリー~
野上 建紀
著
発行年月 |
2021年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
3p,282p 図版8枚 |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/理工学/化学工学/セラミックス |
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ISBN |
9784326200610 |
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商品コード |
1032775360 |
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NDC分類 |
573.2 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2021年04月4週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2021/04/17 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032775360 |
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著者紹介
野上 建紀 (著者):野上 建紀(のがみ たけのり)
1964年、北九州市生まれ。長崎大学多文化社会学部教授。金沢大学大学院社会環境科学研究科( 博士課程) 修了、博士( 文学)。専門は歴史 (中近世) 考古学、水中考古学。有田町教育委員会主査(有田町歴史民俗資料館所属)を経て、2014年4月より長崎大学多文化社会学部准教授、2017年4月から現職。著書に『陶磁考古学入門──やきもののグローバル・ヒストリー』勁草書房(2021)、『伊万里焼の生産流通史──近世肥前磁器における考古学的研究』中央公論美術出版(2017)、論文に「近世五島焼の基礎的研究」『東洋陶磁』49pp.35-62(2020)、「ガレオン貿易と肥前磁器──二つの大洋を横断した日本のやきもの」『東洋陶磁』42pp.141-176(2013)など。
内容
陶磁器のライフヒストリーは海を越える。生産・流通・消費の痕跡を考古学的に調査し、やきものが紡いだ東西文化交流を浮び上らせる。
陶磁考古学は、やきもの(陶磁器)を資料として、生産から流通、消費、そして廃棄へと至るライフヒストリーを訪ね歩き、人々の生活・社会・交流の歴史を復元してゆく学問である。17世紀初の肥前磁器の創始、産業と輸出の本格化を経て、海を渡り世界中に普及していった陶磁器の世界史を、いま紐解く。はじめての陶磁器の考古学。