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ストックホルムの旭日~文明としてのオリンピックと明治日本~(中公選書 119)
牛村 圭
著
発行年月 |
2021年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
374p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/スポーツ・健康科学/スポーツ・健康科学 |
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ISBN |
9784121101198 |
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商品コード |
1033435079 |
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NDC分類 |
782.021 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2021年08月3週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2021/08/21、毎日新聞 2021/09/04 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033435079 |
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著者紹介
牛村 圭(著者):牛村圭
1959年金沢市生まれ。東京大学文学部(仏語仏文学)卒業。同大学大学院(比較文学比較文化)、1991年、シカゴ大学大学院(歴史学)各博士課程修了。博士(学術)。カナダ・アルバータ大学客員助教授、明星大学助教授などを経て、2007年より国際日本文化研究センター教授。著書に『「文明の裁き」をこえて』(中公叢書、山本七平賞)、『「勝者の裁き」に向きあって――東京裁判をよみなおす』(ちくま新書)、『東京裁判を正しく読む』(共著、文春新書)、『文明と身体』(編著、臨川書店)などがある。
内容
国際関係において対等であるとはどういうことか。近代国家にとって、国民が体を鍛えることにどのような意味があったのか――。
「文明国」の一員として扱われることを悲願とした明治国家にスポーツが導入され、国と国とが同一ルールで競い合う近代オリンピックに参加するまでを丹念に追う、初めての「文明としてのスポーツ史」。漱石『三四郎』から嘉納治五郎のオリンピック実見記まで、主に陸上競技にまつわるさまざまな史料をテクストとして精読し、都市化の進展、学生の増加、科学の進歩といった二十世紀の論点に迫る。