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公立学校の外国籍教員~教員の生(ライヴズ)、「法理」という壁~
中島 智子,
権 瞳,
呉 永鎬,
榎井 縁
著
発行年月 |
2021年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
253p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/教育学/教育システム・教育行政 |
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ISBN |
9784750352275 |
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商品コード |
1034119906 |
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NDC分類 |
373.7 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年01月3週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2022/01/29 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034119906 |
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著者紹介
中島 智子(著者):元プール学院大学教授。退職後は研究活動に専念。
関心領域は、在日外国人教育。
主な著書に、『小さな地域と小さな学校――離島、廃校、移住者受け入れから考える』(共編著、明石書店、2020年)、『日本の外国人学校――トランスナショナリティをめぐる教育政策の課題』(共編著、明石書店、2014年)。
権 瞳(著者):阪南大学国際コミュニケーション学部教授。
関心領域は、英語教育、日米のマイノリティの教育関係。
主な著書に、『英語学習者はe-learningをどう使っているのか――自律学習におけるメタ認知ストラテジー能力の養成に向けて』(共編著、渓水社、2014年)、「多文化社会アメリカの葛藤と共生――黒人大学をめぐって」(『異文化間協働――国際文化学の展開』所収、アカデミア出版会、2011年)。
呉 永鎬(著者):鳥取大学地域学部准教授。朝鮮学校を対象に、脱植民地化、多文化共生について研究している。主な著書に、『朝鮮学校の教育史――脱植民地化への闘争と創造』(単著、明石書店、2019年)、『境界線の学校史――戦後日本の学校化社会の周縁と周辺』(共著、東京大学出版会、2020年)、『生活綴方で編む「戦後史」――〈冷戦〉と〈越境〉の1950年代』(共著、岩波書店、2020年)。
榎井 縁(著者):大阪大学大学院人間科学研究科附属未来共創センター特任教授。外国につながる子どもの教育や地域の多文化共生に関して研究している。主な著書に、『移民政策とは何か――日本の現実から考える』(共著、人文書院、2019年)、『外国人と共生する地域づくり――大阪・豊中の実践から見えてきたもの』(共著、明石書店、2019年)、『外国人の子ども白書――権利・貧困・教育・文化・国籍と共生の視点から』(共編著、明石書店、2017年)。
内容
日本の公立学校のなかで正規外国籍教員は、多くが「任期の期限を附さない常勤講師」として採用される。授業はできるが、管理職にはなれず、校務の運営には参画できない。現場に立つ6人の外国籍教員のライフヒストリーを軸に、学校・制度の問題点と課題を浮き彫りにする。