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仕事から見た「2020年」~結局、働き方は変わらなかったのか?~

玄田 有史, 萩原 牧子  編
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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2022年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 14p,262p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/労働経済・人口
ISBN 9784766428063
商品コード 1034302335
NDC分類 366.021
基本件名 労働問題-日本
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年04月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2022/04/16、読売新聞 2022/06/05
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034302335

著者紹介

玄田 有史(編者):1964年生まれ。88年、東京大学経済学部卒業。ハーバード大、オックスフォード大各客員研究員、学習院大学教授等を経て現職。博士(経済学)。
主著
 『仕事のなかの曖昧な不安』(中央公論新社、2001年、日経・経済図書文
 化賞、サントリー学芸賞)
 『ジョブ・クリエイション』(日本経済新聞社、2004年、エコノミスト
 賞、労働関係図書優秀賞)
 『孤立無業』(日本経済新聞出版社、2013年)
 『危機と雇用』(岩波書店、2015年、沖永賞)
 『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』(慶應義塾大学出版会、
 2017年、編著)
 ほか多数。
萩原 牧子(編者):1975年生まれ。大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程修了。博士(国際公共政策)。2006年より現職。調査設計と解析を担当し、2016年「全国就業実態パネル調査」を立ち上げる。厚生労働省「柔軟な働き方に関する検討会」委員(2017)、厚生労働省「これからのテレワークでの働き方に関する検討会」委員(2020)などを務める。
主業績
 「『複業』の実態と企業が認めるようになった背景」(共著)『日本労働
 研究雑誌』No.676, 2016年。

内容

◆ データによる「歴史証言」 ◆

テレワーク、おうち時間、仕事満足度など、地球規模で席巻したコロナ・パンデミックは人々の暮らしと働き方に大きな影響を与えた。この変化は一時的なものか、それとも旧弊を払拭する転機となったのか。
リクルートワークス研究所が実施した全国就業実態パネル調査と臨時追跡調査のデータを用いて同一個人の働き方の変容などを多角的に分析し、わが国の労働市場にはどんな構造変化が起きたのかを検証する貴重な「歴史証言」書。

▼コロナショックによる働き方の変化は、社会と働き手にどんな影響をもたらしたのか。
▼「2020年に起こったこと」を正しく理解するための画期的な一書。

・ リクルートワークス研究所が2016年より継続して行ってきた、約5万人
  を対象とする、生活や働き方に関する貴重な大規模パネル調査をもと
  に、日本史のなかでも一つの分岐点になるであろう「2020年」がどうい
  う年であったのかを、仕事の観点から詳らかにしていく。
・ このパネル調査は現在も継続中であり、感染拡大する前後における同一
  個人の働き方の変化を明らかにできる、唯一無二の統計情報となってい
  る。近視眼的な読み解きではなく、「歴史証言」として長く読まれるこ
  とを想定し編まれた稀有な作品。
     
「2020年」を読み解く具体的なポイントの一部
* 感染拡大の緊急事態に適応できたのは、感染拡大前にどのような環境に
  あった人なのか。
* 緊急事態後のみならず、持続的に働き方を変えたのはどんな環境下の人
  たちなのか。
* 感染拡大によってもまったく働き方が変わらなかったのはどんな環境下
  の人たちなのか。
* 休業手当は就業継続につながったのか。
* 休業は在職者の満足度や収入にどのような影響を及ぼしたのか。
* 感染拡大の影響は都会と田舎で異なるのか。
* テレワークによって満足度や生産性を高めたのはどのような環境下の人
  たちなのか。
* 感染拡大は子どもを持つ就業者の仕事と家事・育児にどのような影響を
  及ぼしたのか。

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