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<サラリーマン>のメディア史

谷原 吏  著

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価格 \2,640(税込)         

発行年月 2022年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 6p,281p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/社会組織・社会集団
ISBN 9784766428322
商品コード 1034769387
NDC分類 361.84
基本件名 サラリーマン-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年09月2週
書評掲載誌 日本経済新聞 2022/08/27、朝日新聞 2022/10/29
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034769387

著者紹介

谷原 吏(著者):1986年生まれ。
神田外語大学外国語学部専任講師、国際大学GLOCOM客員研究員。博士(社会学)。
2018年第6回関西社会学会大会奨励賞。
専門分野:メディア史、メデイア効果論、情報社会論、計量社会学等。
本書にまとめられた研究の他、“The bias of Twitter as an agenda-setter on COVID-19: An empirical research using log data and survey data in Japan”, Communication and the Public 7 (2), 2022、“Effects of corrections on COVID-19-related misinformation: Cross-media empirical analyses in Japan”, International Journal of Web Based Communities 18 (1), 2022ほか。

内容

▼大衆化 と 差異化…。「普通の人々」の昭和・平成を描く。
▼「サラリーマン」という戦後の成人男性の典型的な表象が揺らぎつつある昨今。
昭和・平成の映画、雑誌、ドラマ、漫画など…サラリーマンがサラリーマンをまなざすメディアの分析を通じ、大衆化と差異化という視点から、日本社会を支える〈普通の人々〉の通史を描く。
▼我らしがない「サラリーマン」なのか?

「サラリーマン」という言葉を聞いた時に、皆さんは何をイメージするだろうか。
やや古い響きがあるかもしれない。現在であれば、ビジネスパーソンや会社員と言った方が一般的だろう。
それでも本書は、あえて「サラリーマン」という言葉を使っている。
なぜならば、「サラリーマン」という言葉が、戦後日本社会において典型的な成人男性を表象するイメージとして定着していたからである。
「サラリーマン」という言葉に違和感があるのであれば、適宜、ビジネスパーソンや会社員と読み替えてもらってもかまわない。
本書はスーツを着て職場に毎朝通勤し、仕事をする…このような、日本社会を支える多くの人のメディア史を描くものである。

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