内容
・自然界には数千種類のポリフェノールが存在し,近年その多様な健康効果が明らかにされつつある。
・本書ではポリフェノールの基礎科学から最新の知見まで網羅的に解説。
・基礎研究はもとより,商品開発や栄養指導などにも活用できる一冊。
【主な目次】
Ⅰ ポリフェノールの化学(基礎編)
1.ポリフェノール研究の歴史
2.分類と化学構造
3.植物におけるポリフェノールの存在意義と生合成・機能性
4.抗酸化性,抗菌・抗ウイルス活性
5.生化学・分子生物学活性
6.ポリフェノールの生体利用性(ADME)
Ⅱ ポリフェノールの健康機能(発展編)
7.心血管疾患の予防
8.メタボリックシンドロームの予防
9.ロコモティブシンドロームの予防
10.腸内細菌叢との関わり
11.免疫系との関わり
12.抗ストレスと体内時計
13.神経系との関わり
14.ホルミシス
15.疫学研究
16.メタボロミクス
Ⅲ ポリフェノールの健康機能(実践編)
17.分析方法の標準化と含有量データベース
18.推定摂取量
19.調理加工による影響
20.安全性
21.ポリフェノール研究の将来展望