【MeL】生態遺伝学入門(DL不可)
北野 潤 著
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内容
目次
第1 章 生態遺伝学のための集団遺伝学入門 1.1 2 つの遺伝モデル:集団遺伝と量的遺伝 1.2 突然変異 1.3 移住(遺伝子流動) 1.4 選 択 1.5 遺伝的浮動 BOX 1:分子進化の中立説とほぼ中立説 第2 章 量的遺伝学入門 2.1 狭義の遺伝率と育種家方程式 2.2 選択勾配 2.3 遺伝的相関による進化のバイアス BOX 2:育種家方程式と選択勾配の関係 第3 章 適応進化の遺伝基盤:表現型から迫る 3.1 適応・適応度とは? 3.2 適応形質を見つける 3.3 適応形質の遺伝基盤を探る手法:QTL マッピング 3.4 適応形質の遺伝基盤を探る手法:GWAS 3.5 原因遺伝子座を絞り込めると選択係数(s)を計算できる 3.6 フィッシャーの幾何学モデル BOX 3.1:選択勾配 BOX 3.2:野生生物における選択勾配β BOX 3.3: QTL マッピングやGWAS に用いる個体数やマーカー数は? カラム:サン・マルコ聖堂のスパンドレル 第4 章 適応進化の遺伝基盤:ゲノムから迫る 4.1 ゲノム配列から選択の痕跡を探る 4.2 選択的一掃 4.3 連鎖不平衡 4.4 遺伝子系図とアリル頻度スペクトラム 4.5 遺伝的多様性の尺度πとS 4.6 コアレセント理論 4.7 Tajima’s D 4.8 どのくらい前の選択的一掃まで解析可能なのか BOX 4:コアレセント理論を用いた集団履歴解析 第5 章 適応進化の分子機構 5.1 遺伝基盤とは? 5.2 原因変異の特定と解析 5.3 どういった突然変異が重要か? 5.4 収斂進化の遺伝基盤と予測可能性 カラム:「 決定論と偶発性」グールドの生命のテープのリプレイ思考実験 第6 章 種分化の定義および内因性雑種異常の遺伝基盤 6.1 種分化の定義 6.2 種分化の遺伝基盤に迫るアプローチ 6.3 ドブジャンスキー・マラー不適合 6.4 ドブジャンスキー・マラー不適合によって生じるF1 の異常 6.5 戻し交配で生じる異常 6.6 F2 雑種で生じる異常 6.7 ヘテロ接合体における適応度低下によるF1 雑種の異常 BOX 6.1: どこまでをドブジャンスキー・マラー不適合と呼ぶのか? BOX 6.2:種分化の2 つの法則 第7 章 生態的種分化と種分化ゲノム 7.1 生態的種分化 7.2 隔離遺伝子座 7.3 遺伝的分化の指標としてのFST 7.4 分化のゲノム島と種分化連続体 7.5 組換え抑制と種分化 BOX 7.1:外因性雑種不適合 BOX 7.2:単一アリル種分化 BOX 7.3:FST を分散で記述する カラム:聖ロザリアへのオマージュ 第8 章 性的二型の進化遺伝機構 8.1 性の進化 8.2 異型配偶子の進化 8.3 雌雄間での異類交配の進化 8.4 性的葛藤 8.5 性的二型の進化 カラム:赤の女王仮説 第9 章 性染色体進化の遺伝機構 9.1 多様な性決定メカニズム 9.2 性染色体進化の古典的モデル 9.3 減数分裂ドライブ 9.4 性染色体のターンオーバー BOX 9:種分化の2 つの法則と性染色体 あとがき 謝辞 参考文献 索引
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