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日本語助詞「を」の研究(ひつじ研究叢書 言語編第199巻)
佐伯 暁子
著
発行年月 |
2024年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
11p,223p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/言語学/日本語 |
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ISBN |
9784823412011 |
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商品コード |
1038042786 |
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NDC分類 |
815.7 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年04月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038042786 |
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著者紹介
佐伯 暁子(著者):佐伯暁子(さいき きょうこ)〈略歴〉1976 年、愛媛県生まれ。岡山大学大学院文化科学研究科博士課程修了。博士(文学)。大阪成蹊短期大学講師・准教授、甲南大学准教授を経て、現在、同教授。〈主な論文〉「接続助詞用法の「~べきを」の推移─古代語から現代語へ─」『日本語の研究』18 巻2 号(2022 年)、「現代語における状況を表す「~(の)下を」について」『日本語文法』21巻1 号(2021 年)、「平安時代から江戸時代における二重ヲ格について」『国語と国文学』86 巻4 号(2009 年)など。
内容
本書は、古代語と現代語の両面から、助詞「を」の体系化を目指したものである。まず、現代語の格助詞「を」の個別用法とそれら各用法のつながり、古代語と現代語の二重ヲ格について実証的に考察する。そして、現代語に残存する接続助詞「を」を取り上げ、その歴史の解明を通して、接続助詞的な「を」との関わりへと展開する。文法変化も視野に入れることで、格助詞「を」・接続助詞的な「を」・接続助詞「を」の連続性を論証する。