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天皇論~「象徴」と絶対的保守主義~

子安 宣邦  著

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価格 \2,970(税込)         

発行年月 2024年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 152p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/政治思想史・政治理論
ISBN 9784867930342
商品コード 1038389009
NDC分類 313.61
基本件名 天皇制
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2024年07月1週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2024/08/11
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038389009

内容

天皇制の本質とは、何か?
象徴とは何を指すのか?
天皇制の謎。それは、なぜ、永続するのか? である。
再発見し、定義され続ける「天皇」とは何者か?
本居宣長、津田左右吉を手掛かりに、近世から登場した天皇制の言説を丁寧に追いながら、現代天皇制の本質に迫る。日本思想史の大家、ライフワーク。

日本の社会的統合の安全弁としてもった天皇制とは天皇制の安定的な持続が日本社会の安定的な統合的持続をも保証するということである。この天皇の安定的な持続的存在によって自分たちの住む日本社会もまた統合性をもって安全に持続するといった考え方、日本人の社会生活を根底的に律するような考え方を私は「絶対的保守主義」と呼ぶのである。(「序言」より)

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