【MeL】都市に侵入する獣たち(スマホ・読上)
ピーター・アラゴナ 著
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内容
目次
まえがき──あるボブキャットとの出合い 序論 猛獣たちのいるところは、今 都市生態系をめぐる2つの立場 「都市」「野生生物」の定義と本書の主役 第1章 都市は生命あふれる場所にこそつくられた 地理的な特徴 都市の発展と生態系へのダメージ 第2章 家畜が都市を支配していた時代 うろつく家畜 汚物と病気 家畜の追放と都市の浄化 第3章 都市の緑が野生生物を繁栄させた 野生生物抜きの都市計画 公園・街路樹・保護区の出現 第4章 郊外の成長と狩猟の衰退がもたらしたもの 都市と野生の境界 都市化に伴うハンターの急減 増えすぎた個体数 第5章 生息地を保全する 小さな鳥のための広大な土地 オープンスペース・ネットワークの形成 政策の変化と保護法の制定 見捨てられた土地の再生 保護の恩恵 第6章 都市で成功する動物 新しい生態系 都市とその周辺で見られる動物の分類 出没動物への過剰な反応 都市で子育てするコヨーテ 第7章 大型獣と生息地を共有するということ 害獣から愛すべきキャラクターへ 都会のクマ 国立公園での餌付けと食物管理 殺さずに対処する 新たな倫理観の構築 第8章 都市の生態学的な価値 都市生態学の萌芽と成長 群がるワシ 第9章 動物のための道 P-22の足跡 移動の障壁 分断を解消する 都市の食物網 ゴミをあさる者たち 捕食者のパラドックス 袋小路の都市と遺伝的多様性の欠如 第10章 不快生物を理解する コウモリの生態 コウモリに対する誤解 動物由来感染症を正しく理解する コウモリよりも危険なもの コウモリであるということ 第11章 動物たちがいるべき場所 棲み着いた外来種 外来動物ブームと脱走 動物園にやってくるもの クリニックの存在意義 最も効果的な行動にコストをかける 飼育下と野生の線引 第12章 駆除 時間とコストが永続的にかかり、暴力的で効果がなく、根本的原因を解決するより新たな問題をつくり出す野生生物管理の形態の正当性が疑われている 駆除の歴史 殺すと状況が悪化することもある 殺鼠剤による巻き添え被害と非致死的アプローチの難しさ 賢明な解決策を目指して 第13章 都市と共進化する生き物たち イエスズメの急速な進化 進化と適応 生態系の寡占化と生物多様性の低下 変わりつづける都市で 第14章 都会の野生をいつくしむ 「魚泥棒」 アシカ追い払い作戦 共生のための課題 明るいニュース 求められるリーダーシップと連携 野生生物と共存するには おわりに──コマツグミの巣が教えてくれたこと より良い社会にするために 謝辞 訳者あとがき 参考文献 原註 索引
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