【MeL】基礎音響学 (音響学講座 1)
安藤 彰男, 鈴木 陽一, 古川 茂人 著
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内容
目次
1. 音響学略史 1.1 音響学前史 1.2 物理学としての音響学の発展(16世紀~19世紀) 1.3 音響工学の誕生(19世紀末~20世紀前期) 1.4 日本における音響学の定着と展開(創始から第2次世界大戦のころまで) 1.5 音響学の多面的発展(20世紀中期~後期) 引用・参考文献 2. 音の物理 2.1 振動の基礎 2.1.1 周期振動 2.1.2 単振動 2.1.3 減衰振動 2.1.4 強制振動 2.1.5 共振 2.2 連続体の振動 2.2.1 弦の振動 2.2.2 棒の縦振動 2.2.3 棒の横振動 2.2.4 膜の振動 2.3 波動方程式 2.3.1 連続方程式 2.3.2 オイラーの運動方程式 2.3.3 熱力学と状態方程式 2.3.4 音波の方程式 2.4 音波 2.4.1 膨張度 2.4.2 速度ポテンシャル 2.4.3 音圧レベル 2.4.4 平面波 2.4.5 球面波 2.4.6 点音源 2.5 回折理論 2.5.1 音波のフーリエ変換 2.5.2 ヘルムホルツ方程式 2.5.3 ガウスの定理とグリーンの定理 2.5.4 キルヒホッフ-ヘルムホルツの積分定理 2.5.5 レイリー積分 引用・参考文献 3. 聴覚の基礎 3.1 聴覚理解のための前提知識 3.1.1 時間波形とスペクトル 3.1.2 線形性とひずみ 3.1.3 振幅変調 3.2 聴覚の生理学 3.2.1 末梢系の概略と構造 3.2.2 基底膜の振動 3.2.3 有毛細胞~聴神経の信号伝達 3.2.4 聴神経 3.2.5 外有毛細胞の能動機構 3.2.6 聴覚中枢系 3.3 聴覚の心理学 3.3.1 最小可聴値 3.3.2 周波数分解能とマスキング 3.3.3 ラウドネス 3.3.4 音の強さの弁別,ダイナミックレンジ 3.3.5 音の高さ(ピッチ) 3.3.6 空間知覚・両耳聴 3.3.7 聴覚情景分析 3.3.8 音色 3.3.9 音声の知覚 引用・参考文献 4. 音の信号処理 4.1 音のディジタル化 4.1.1 標本化と量子化 4.1.2 離散時間信号のフーリエ変換 4.1.3 標本化の数理 4.2 離散時間システムとz変換 4.2.1 離散時間信号と線形シフト不変システム 4.2.2 システム応答 4.2.3 z変換 4.2.4 伝達関数 4.2.5 アップサンプリングとダウンサンプリング 4.2.6 離散フーリエ変換と離散コサイン変換 4.2.7 窓関数 4.2.8 重畳加算法 4.3 音声の分析法 4.3.1 全極モデルと自己回帰過程 4.3.2 線形予測分析 4.3.3 Levinson-Durbinアルゴリズム 4.4 楽音の分析法 4.4.1 2帯域完全再構成フィルタ 4.4.2 直交ミラーフィルタ 4.4.3 共役直交フィルタ 4.4.4 疑似直交ミラーフィルタ 4.4.5 MDCTを用いた完全再構成分析合成系 引用・参考文献 5. 音響学のための数学 5.1 線形代数とベクトル解析 5.1.1 数ベクトル空間 5.1.2 計量ベクトル空間 5.1.3 線形写像 5.1.4 固有値と固有ベクトル 5.1.5 ベクトルの微分 5.1.6 ベクトルの積分 5.2 微分方程式 5.2.1 フーリエ級数 5.2.2 常微分方程式 5.2.3 2階偏微分方程式 5.3 球関数 5.3.1 極座標系 5.3.2 波動方程式の極座標表現による解 5.4 球関数に基づく音場理論 5.4.1 グリーンの公式 5.4.2 ヘルムホルツ方程式の解 5.4.3 球面波の球関数展開 5.5 補足 引用・参考文献 索引
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